みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2006年10月12日(木) 筑川利希也の苦悩

 先日、筑川利希也の取材でホンダに行ってきました。埼玉県川越市にあるホンダのグラウンド。片道約2時間のプチ旅行でした。

 筑川に話を聞くのは、大学4年以来久しぶりのこと。顔つきが大分おとなになっていました。ちょっと老けた?!
 ホンダでは2年目となる今年から本格的に投げ始め、都市対抗では2試合に先発。大学2年夏のヒジの手術から4年…、何とか投げられる状態にまで戻ってきました。それでも、かつて150キロを超えていた速球は完全に陰をひそめ、ストレートは140キロを超えるのがやっとの状態。今秋のドラフト候補に上がっていますが、どうでしょうか…。

 筑川は、相当悩んでいました。自分の野球人生に。
 まずは大学からホンダに進むことに迷いがあったそうです。ヒジの手術以来、自分の追い求めているピッチングができなくなり、「このまま野球を続ける意味はあるのだろうか」と…。
 決意して入社したホンダでも、社会人のレベルの高さを実感し、苦悩の日々。
 高校、大学時代は「プロに行くのは簡単」と言っていた筑川が、「年齢を重ねれば重ねるほど、プロなんて簡単に行ける場所じゃない。現実が分かってきました」と言っていました。
「もう24歳ですから、いろいろと考えますよ…」
 取材の最後に、そう呟いた筑川でした。
 


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