2006年02月07日(火) |
ヤクルトユースとジャイアンツメソッド |
1月28日の報知新聞に 『球界初! ヤクルト“ユース”今春にも設立 中学生対象シニアリーグ加盟へ』 という記事が出ていました。
詳細は↓ http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/jan/o20060128_30.htm
正式名称は「ヤクルトシニア」。 練習場所は戸田にある2軍グラウンドや神宮の関連施設。球団OBが監督、コーチとして日常的に指導する、と書かれています。もちろん、現役選手から直接教わる機会も出てくるでしょうね。
Jリーグはどのチームにもユースがありますが、プロ野球でユース誕生となれば初めてのこと。間違いなく、人気が出るでしょうね。ヤクルトが成功すれば、おそらくほかの球団も追随するでしょう。12球団にユースが出来るのもそう遠い未来の話ではないかも? でも、何でシニアだったのだろうか。東京はボーイズよりもシニアが盛んだから? 12球団の中で、1つか2つくらいは、「軟式クラブ設立!」なんてところがあって欲しいなぁ…。
ちなみに巨人は、今年4月から「ジャイアンツ・ジュニア・ベースボール・アカデミー」(仮称)の開校を計画しているとか。幼児から小学6年生までを対象にした野球塾とのこと。 詳細は↓ http://www.www.daily.co.jp/baseball/2005/11/27/195943.shtml
野球塾では、「ジャイアンツメソッド」(ジャイアンツ式指導法)と呼ばれる独自の練習メニューで子どもたちを指導するようです。
12月4日には都内の小学校で、説明会と公開練習が行われました。 巨人の公式HPによると…、「ジャイアンツメソッド」について、こう書かれていました。
この練習法は、米国やキューバで行われている少年向けの指導法を参考に巨人軍が新たに組み立てたものです。低学年対象のキャッチボールではまず、座ったままひじを固定させた「ダーツ投げ」で正確な握りとボールの回転を確認させ、次にひざ立ちで肩を使って投げ、それから次第に体重移動やリズムなども入れたスローイングに展開させていきました。 高学年には、バットを持たせてペッパー練習。最初はバントの構えでトスされたボールを手でキャッチ、そして両ひざ立ちでペッパー、次に片ひざ立ちで片手でバントなどと展開させ、バットコントロールの習得を図りました。
ふ〜ん…、という印象ですが、ジャイアンツメソッドは入校する選手にしか教えてもらうことはできないんですかね。本当に野球界の底辺拡大を考えているのであれば、「これが、ジャイアンツメソッドだ!」と、ホームページに詳細を掲載するなり、指導本を出すなり、世の中に広めていってもいいと思うのですが。と、少々不満…。 せっかくプロ野球チームが考えた指導法なんですから、隠し持たずに、世の中に公開してほしい…。
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