みのるの「野球日記」
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@mino8989 です。

2005年03月11日(金) 上溝中へ

 全中2度出場を誇る相模原市立上溝中へ。約2時間半に渡って、顧問の水野澄雄先生から走塁の話をたっぷりと聞いてきました。

 いやぁ、細かいですね、指導が。一塁ランナーのリードの仕方、二次リードの取り方、二塁ランナーのリードの仕方、ベースの踏み方など、すべての動きを細かく指導していました。たとえば、一塁ランナーのリードであれば、「右足→左足→右足→バックステップ→微調整」といった感じです。
 
 ほかにも走者二三塁で、三塁ランナーが挟まれたときに、二塁ランナーはどう動くか。こういった動きを「上溝中学校の掟」として、チーム全員に意思統一しているそうです。仮に三塁ランナーが三本間に挟まれている間に、二塁ランナーが三塁ベースを踏んだ場合、ベースを踏むときの姿勢まで指導しているそうで、ビックリしました…。

 で、最近疑問といいますか、取材に行く先々で「これってどうなんですか?」と聞きまくっているのが、盗塁のときのランナーのスタート。左足をクロスしてスタートするチームと、右足で少し踏んでからスタートするチームがありますよね。イチローは右足からスタートしているそうですが…、プロのチームなんかはどうなんでしょうね。中学校の指導者に聞くと、「左足から」という方が多い気がします。

 試合を見ていて、最近変わってきたかなと思うのが、三塁ランナーの二次リードの取り方。今日、水野先生も話していましたが、シャッフルしたあと、つま先をホームに向けて、体をキャッチャーに正対させるチームが多いですよね。昔は体はダイヤモンドに向いていて、顔だけがホームを向いていたように思います。

 あとはリードの位置。いまは高校野球でもそうですが、三塁ランナーのつま先がちょうど白線に乗っかるぐらいの位置でリードしているような気がします。昔は(昔って何年前かは不明ですが)、もう少し白線から離れていたような…。

 今回センバツに出るチームでは、名電の三塁ランナーのリードオフがうまいなと思いました。神宮大会を見ていて。とくに主将の柴田のリードです。
 彼は最初は白線から離れたところでリードして、ピッチャーのモーションに合わせて、動きながら白線寄りにリードの位置を変え、シャッフルして、最後は打者のインパクトと自分の右足をあわせる。で、戻るときは、必ず少しフェアゾーンに入りながら戻っています(当然、この方がキャッチャーが三塁へ投げづらくなる)。

 こんな動きは絶対、NHKでは映らないので…。見に行きたいなぁ、センバツと思うのでした。しかし、抽選会、もっと早くやってくれませんかね…予定が立てられないんですけど。3月はじめ頃に抽選をすれば、学校の応援ツアーももっと組みやすくなると思うんですが。


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