みのるの「野球日記」
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@mino8989 です。

2003年08月15日(金) 静岡交歓会と洗濯

 12日夜から14日早朝まで、「中学校野球交歓会静岡大会」を見るために、静岡・清水市に行ってきました。
 現地では珠洲市立宝立中学と行動を共にさせて頂きました。宝立中学は全校生徒100名弱の小さな中学で、学校の運動部は野球部とテニス部しかありません。野球部は今年の夏、部員18名で石川県大会に臨み、ベスト8まで進みました(準々決勝で星稜中に敗退)。 
 チームを率いるのは就任3年目の山岸昭彦先生。服のサイズはXXOという大柄な先生です。前任の緑丘中では、横浜スタジアムで行われた全日本少年軟式野球大会でベスト4という実績も持っており、毎年3月に開催されている「中学校野球交歓会金沢大会」では事務局長も務めています。一言でいえば、熱い先生です。

 12日の夜、東海大海洋学部で行われた指導者懇親会に参加したあと、宝立中学の保護者の方の運転で、山岸先生とともに宿泊先に向かいました。宿泊先は、清水エスパルスの寮の隣にある「東海大学三保研修館」でした。
 この研修館には慶應湘南藤沢中(神奈川)や茅ヶ崎市立萩園中(神奈川)、東海大浦安中、東海大菅生中など、複数の中学が宿泊先として利用していました。そのため、廊下や食堂で顔を合わすと、ジャージ姿の中学生に次々と挨拶をされました。向こうは「この兄ちゃん誰だ?」と思って挨拶をしつつも、研修館にいるのだから、どこかの学校の関係者だと思っているのでしょう。元気よく挨拶されたら、こちらも挨拶しないわけにはいけません! 良いことですね(笑)。

 宿泊する部屋で、山岸先生、宝立中の保護者とお酒を飲みました。そこで話題になったのが、「洗濯の仕方」。こちらはもちろん、ただ聞いているだけですが、「なるほど」と思いました。
 遠征に来ると、保護者は毎日毎日、ユニホーム(もちろん、アンダーシャツやストッキングも)をコインランドリーで洗濯します。宿泊先、あるいは試合会場の近くにコインランドリーがあることを事前に確認し、試合が終わったあと、コインランドリーに走ります。たいていのチームは、たくさんのユニホームを大きな袋(たとえばゴミ袋)に入れ、車で移動します。コインランドリーに着くと、袋からユニホームを取り出し、洗濯機に放り込みます。終わると乾燥機にかけ、乾燥が終わると、選手別に分けてたたみ、各選手に返します。
 宝立中の保護者の話では、乾燥機が終わったあと、選手別に分けるのが非常に大変とのこと。それならばと考え出されたのが、「洗濯ネット」です。100円ショップで売っている、あれです(あれといっても、分からない人には分からないでしょうが)。私は学生時代、ひとり暮らしをしているときに、Tシャツを洗濯するとき使っていました。
 宝立中では、洗濯物を洗濯ネットに入れて、出させるそうです。それをそのまま洗濯機、乾燥機に突っ込み、一度も洗濯ネットから出さず、選手のもとへ返ってきます。「ネットに入れたままで、乾くんですか?」と訊くと、「乾くんですよ」と一言。
 宝立中野球部は現在12名で活動しています。旧チームから3年生が6名抜けました。仮に、100名もいるような大所帯の野球部だったら、洗濯するのも一苦労。選手別に分けるのも大変なこと間違いなしです。「洗濯ネットを使うのは良い方法だと思いますよ!」と宝立中の方々はお薦めしていました。

 静岡から帰ってきて、東林中の元保護者に宝立中の洗濯の話をすると、「ネットに入れたままでは、汚れが落ちないし、乾きも悪いんじゃないかな」と苦言を呈していました。そして、「ネットのままで返すということは、畳まないで返すってこと?」とも……。
 畳んで返すのが普通なんですか、それとも畳むのは選手にやらせるもの? 各学校の洗濯情報、待っています!(笑)



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