みのるの「野球日記」
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@mino8989 です。

2002年01月20日(日) こうなったのはいつから?(誰か教えて下さい)

 ラグビーシーズンも大詰めを迎えた。今年は例年以上にラグビー場に足を運んだ。「ラグビーって迫力があってすごい!」と昨年まで、一ファンとして観戦していたが、今年は選手のコメントを訊ける立場になって、少し変わった。 
 ほぼ毎試合、選手から同じ趣旨のコメントが出てくる。「レフリングが合わなくて・・・」「レフリーとの解釈の違いがあって・・・」。私はラグビー経験者ではないので、ラックやモールでの細かいルールは全く分からない。でも、両者にとって納得のいくレフリングだったかは、ジャッジを下されたあとの選手の表情を見れば、すぐに分かる。
 
 どうして、ルールブックがあるのに、レフリーによって解釈が違うのだろうと思う。ラグビー好きの友人に訊くと、「ラグビーのレフリングは難しいから、しょうがない」と言う。私は納得がいかないけど・・・。でも尋ねたあと、友人に即座に言い返された。「だって、野球のストライクゾーンだって曖昧でしょう。審判によって違うじゃん」

 大の野球きちがいとしては認めたくないが、その通り。反論の余地がない。プロの選手が「審判のストライクゾーンのクセを見抜くのも、ワザのひとつ」とよく話すが、「審判のクセ」って何? と思ってしまう。ルールブックにはしっかりと、ストライクゾーンが明記されているのに・・・。
 これがアマチュアの審判だったら、一試合2000円ぐらいの薄給で、試合運営に携わってくださるのだから、「日給低いけど、ガンバレ!」なんて思ってしまう。でも、プロ野球を裁くのはプロの審判。試合を裁くことが、仕事になっているのだから、クセの範囲を少なくして欲しいと思う。

 さて先日、ストライクゾーンがルールブック通りに見直されることが、両リーグで決まった。私は高めのストライクゾーンが広がったことよりも、どうしてこうなってしまったのかに興味が湧いた。どうして、ルールブックを無視したジャッジになってしまったのか。
 審判講習会に参加した阪神・田淵コーチが「われわれのときは、胸のあたりの高さは、ストライクだった」と話していたそうだが、当時はルールブックにそってジャッジが行なわれていたということだろうか。いつから高目を取らなくなったのか。(どなたかご存知の方、是非教えて下さい!)

 
 ラグビーは、今シーズンから適用されたルールがいくつかあった。一番試合に影響したのが、「ノット・リリース・ザ・ボール」の判定。詳しくは分からないが、試合を見ている限り昨シーズンまでと比べ、格段に厳しくなった。特定のレフリーだけでなく、全てのレフリーがほぼ同じような厳しさで笛を吹いていた。

 野球界はどうだろう。オープン戦開幕まで約1ヶ月。コミッショナーから通達されたストライクゾーンを、全員が厳格にジャッジ出来るのだろうか。



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