ヘヴィメタル交換日記
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2007年01月14日(日) ノグチブレイカー

先日、姪っ子とオモチャ屋デートをしたとき、なかなか面白いモノを見つけた。正確な商品名は忘れたが『戦隊ヒーローレッド大集合』とかいう、要するにゴレンジャーやらサンバルカンやら歴代の戦隊ものヒーローのレッドばかりを集めたフィギュアボックスなわけだ。熱い。もしこれがイエロー大集合だったら・・・いやそうでなくても右翼戦隊大日本や究極戦隊コウガマンまでカヴァーしてたら(あるわけないだろ)俺は買っていただろう。フィギュアを見つめながらニヤニヤする32歳。このときは姪っ子とキャッキャ言ってたので微笑ましくもあったろうが、一人なら立派なオタクであろう。立派だなんて・・・べつに否定はしませんが。いやオタクであることをさ。
我が鋼鉄会の会員もほとんどがオタクではないかと俺は思っている。他人には理解しがたくても皆自分にとって熱いものを追求しているし、そもそもメタル自体が常人からすればオタク的なのだ。いやたとえ常人であっても趣味や仕事に没頭する人はオタクなんである。何も熱くなれるものを持たない人と比べれば、我らオタクは何倍も人生を楽しんでいる。充実した毎日を送っている。悪いことなんてなにもない。悪いのは言葉の持つイメージだけだ。

一年ほど前、俺は一人の友を失った。彼女にはある趣味があり、その画像をメールで送って見せてくれた。その趣味については言えないがそれは明らかにオタクだった。だからそのように返信した。オタクやね、と。まさか怒らせることになるとは思いもつかなかった。
もちろん俺は前述の意味で言ったのだ。熱いものを知ってる、素敵な人生ですねと。あわてて謝り、そのように説明したのだが、彼女の怒りは治まらない。
「あんたのお仲間の方がよっぽど気持ち悪いじゃない。Tシャツに『萌』ってやばいよね」
それはトカレフのことか?気持ち悪いてなんやねん。
「ま、お互い好きなことやってるんだからいいじゃない。あなたもお仲間とメタルやってればいいじゃない。あたしは嫌いだけど。じゃ。」
こんなに話のわからないヤツだったのか。さすがの温厚な俺も(ほんとかよ)さすがに頭にきたので、それ以来彼女とは関わりを持たなくなってしまった。
俺は何と言えば良かったのだろう?「素敵なマイブームですね〜」とでも言い換えれば良かったのだろうか?しかし宅八郎とみうらじゅんの差なんて些細なものなんである。たぶん。

オタクは悪くない。が、そのイメージに縛られるのは愚かだ。どんな趣味でも貫けば輝き出す。これからもオタクの道を歩こう、友よ。

・・・私の趣味はあなたです。なんて言ってみたいよね(笑)なんつーシメだ。ってかこの文章、要するに失言に注意ってことだよな。すまんすまん。みなさんも気をつけましょう〜。


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