こんな毎日。

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地を這う
2006年04月15日(土)

昨日の夕方から、どっかとおーーーーーいところに行っちゃいそうな気分だった。なんだか急に。

コーヒー飲んでから帰ろうと思いつつも、適当なところが無くて(思えば最初にコーヒー飲みたいと思ったとき通った喫茶店に素直に入ればよかったことだったんだ)、ウツウツと地下鉄に乗って帰ったのが悪かったのか。
あまりにも気分が地を這うようだったので、さっさと寝る。

沼で漂う夢を見た。
もうすぐだよね、と言いながら沼からひきあげた。

起きても気分は落ち込んだままだった。
いろんなものを捨てた。ちょっととっておきたかった雑誌、いつか使いたいと思ってた箱。

お昼においしいパン食べたらちょっとはマシになった。
地を這ってた気分を、こうして書こうと思って実際書けるくらい、マシになった。

ヨカッタ。助かった。

ちょっと前に、それほど不規則ではない仕事につけて、それでもやっぱり漠然とした不安はある。という話をしていて、そうしたら、

きちんと休みがある仕事で、仕事の内容も楽しそうで、結構任せてもらっているみたいで、充実してそうで、それなのになんで漠然とした不安があるのか、わからない。

と言われたことがあった。
確かに、仕事は自分が何度か、ただただ赤チェックを直すだけの仕事(いわゆるCADマシーン)はイヤだと主張した結果、結構自由にやらせてもらっている。休みも完全週休2日だし、有休だってヤな顔されたことはない。残業しておごってもらえることはないけど、それなりにおつかれさまと労ってもらえている。PCの使い勝手が悪いとこぼせば、すぐにではなくても対応してくれる。そんな、結構いい環境、恵まれた環境にいる。

ただ。
それで不安が無くなるわけではない。
あそこにいると、自分がいつまでたっても囲われた枠の中でだけ自由にしている気がする。それなのに、その枠の中に所属している実感がない。いうなれば透明人間のような気が、よくする。そういうところが、不安なのだ。
ここにいていろいろやったとしても、結局は何者でも無い自分。どこにも、自分がやったという名前が出ることがない焦燥感というか。

焦燥感だ。
そのせいかも、地を這うような気分に最近よくなるのは。



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