かなわないもの。自然。 自然には到底かなわない。 そんなことはとっくの昔にわかりきっていてもいいはずなのに、こないだ気づいた。気づいた、というよりは、気づかされた。思い知らされた。自然あってこその暮らしなのであり、建築なのである、と。どんなに頑張ったって、かなうはずもないのです。 そんなことをわかっていながら、何故建築を続けるのか?と問われれば、本質的に美しいものが自然なのであり、そうしたものは建築の根底にも流れていると思えるから。 余計なものを徹底的に削ぎ落として出来たカタチは本当の意味で美しいから。 そこに、自然との共通点を見出せると思うから。 自然を超えたい、とは思わない。自然に近づきたい、と思う。
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