こんな毎日。

may2【MAIL

白熱した日曜日
2002年06月16日(日)

セネガル8強!
あのせめぎ合いの中ででも、自分で前に持っていこうとする姿勢がすごい。よほど自分の技に自信持ってないと、出来ないと思うけど。2人さらに3人に囲まれても、その時近くに味方がいても、なお突破しようとする精神力。それがきっと最後のVゴールにつながったのかも。
メディアでもよく言われてるけど、あの個人技に連携プレーがガッチリ結びついたら、ホントにコワイもの無し!圧倒的破壊力のアルゼンチンと対戦できるとよかったのにー。
と、やっぱりこんなとこでも、アルゼンチンの敗退が悔やまれる。

そしてセネガルに続いて白熱しましたアイルランド−スペイン!
アイリッシュ魂炸裂ってとこでしょうか。
どんな状況でも100%の力で戦う、当たり前のことのようでも、最後の最後、後半44分を過ぎてもそれを出来るチームは多くはない。それはサッカーだけでなく。
今日のアイルランドも、予選リーグの時と同じように、0−1で後半43分を戦ってた。暑さと湿気と疲れが押し寄せていたにも関わらず、それでもただただゴールを目指してボールを蹴って、走って。疲れが前面に出ていたスペインに対して、気迫でボールに食らいつくアイルランド。
スタンド中がアイルランドサポーターになってたように感じた。これだけの状況下で、100%の力を出し切るのは、並大抵の精神力では出来ないんじゃないか。観ている人に勇気を与えるサッカーだと感じた。
それだけじゃない。
その気迫が、45分、スペインサイドでのPKを得る。
ロビー・キーン。
彼なら入れられる。何故か蹴る前にそう感じた、そして本当に入った。後半のロスタイムで同点、アイルランドは延長戦に持ち込んだ。延長に入ってもまだ攻め続ける。
対するスペインは、後半、逃げ切り体制に入るべく主力選手をベンチに下げていたため、苦しい戦いになる。守り一辺倒。PK戦に持ち込みたいというのが見え見えだ。アイルランドは最後の最後まで攻めた。勝ち越し目指してゴールを目指した。
PK戦では2−3だったけれど、正々堂々と負けた、そんな1戦だった。
どんな状況でも100%の力で。自分の力を信じているからこそそんな言葉が出てくるのだろうし、それを実行出来るのだと、そんな人になりたい、勇気をくれたアイルランド、クインとストーントンは引退表明だけど、4年後にもまたこんな、心に残る名試合を!と願わずにいられない夜。
しかし。あれだけどこか調子悪かったキルバーンをPKに何故使ったのか、だけが今でもギモンだなぁ、、、



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