イブに続き、毎年何もなく各地のクリスマスの模様の中継を見て終わるだけのクリスマス。 でもクリスマスのイルミネーション、クリスマス仕様のウィンドウを見のが非常に好きだ。 ひとりでだって好きなものは好きだ。 プレゼントを考えるわけでもないけど、街をぷらぷらしてそういうものを見ているとほわんとした気持ちになって、誰かに贈り物をしたい気持ちになる(それはたいてい、自分への贈り物にすりかわる)。 今年は25日、川村結花さんのライブに行った。 ステージにででんと置かれたグランドピアノの上に、ちょこんと乗った小さいツリーが、赤と緑のライトをぱかぱか点滅させていて、クリスマス気分満載。さらに川村さんが弾いた「サンタが街にやってきた」ジャズアレンジが絶妙。 その帰りの渋谷は、クリスマス仕様をひっぺがすのにおおわらわだった。 マネキンさんを取り替え、シャンデリア風のライトをはずしていた。 ウィンドウに貼った「merry christmas」のペイントをはがしていた。 街路樹のライトをなにやら交換していた。 そんなのを見ていても、不思議とへぇという気持ちにしかならず、やっぱり気持ちはあったかかった。 クリスマスってそういう気持ちに自然になれて、いいシーズンなんだなー。 だから好きなのかもしれないとふと思った。
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