マグナム・フォトという写真家のグループの展覧会「スマイル&スマイル写真展」に、たまたま誘われたので行ってみた。 ホントのこというと、展覧会は好きなんだけど写真展というのは行ったことがなくて、 たぶん自分一人だったら行ってないだろう。 だから誘ってくれた人にまず感謝。 最終日の閉場間近ということもあってか、予想以上の混雑。 ぞろぞろ並んでみる、もしくは人の頭越しに見る、という状態。 それでも、笑顔の瞬間だけをとらえた写真を見ていると、不思議と心が和んでくる。 そしてまた、コソボ難民キャンプでの心からの笑顔を見ると、なんてたくましい生き方なんだろうと勇気をもらう。 頭に荷物を載せて、笑顔で走るマリの女性を見ると、自分もこんな笑顔で働きたいと切に願う。 最後、マグナム・フォトの写真家のひとりエリオット・アーウィット氏と福山雅治氏とのショットがあった。 当然(?)その前は若い女性がたまっていた。 いつもなら「フン。」と思って通り過ぎるのだろうけど、 カメラを手に写っている福山氏があまりにもいい笑顔をしていて、つい立ち止まった。 E版の写真を何枚もランダムに並べた展示のしかたも、味があってよかった。 出来れば、その写真に囲まれて上映されていた写真のビデオをじっくり見たかった。 最終日に行くと、たいていこんなクヤシイ思いを、少しする。 が、今回はこの写真展に行けてヨカッタ思いの方が断然大きくて、 やっぱり誘ってくれて、多謝。
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