2010年03月07日(日) |
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ |
あの音楽、いいですよね。 サントラってドラマに合わせて作ってるのはわかってるけど、その中でも凄くいいと思うんだよね。音楽だけっていうのが。歌はない方がいい。
ドラマからそのまんま続くので、別に映画にしなくてもドラマでいいんじゃないかっていう気がしないでもないが、昨今の風潮がドラマで人気が出たら映画に続くっていうところにあるので、まあ仕方ないか。 大画面でライアーゲームを楽しむのもまた違う趣で。ただ、お金がかかるのよねー(本音)
CMでよく見た、あの秋山がナオに迫ってるシーンは割と早く出てくる。オチはその後のゲームの重要な役割があるのでね、まあね。 一応女性視点になるので、あの二人にそういうシーンを期待してしまうのは仕方ないとして。 秋山がゲームから退場になるところで、泣くナオを秋山がそっと抱き寄せる場面があるんだけど、あそこはすんごいこそばゆい! 今まで二人にそういうシーンがなかったからこそ、余計にこそばゆい(笑) 見てて、ちょっと恥ずかしくなるっていうか、ワキワキするというか。
それもまた、大事なところなんだけど。
でも、案外早く戻ってきちゃうよなー秋山もさ。と、思わないでもない。もうちょっとナオひとりに頑張らせてもよかったんじゃないかと思うんだけど。過保護だからな結構。
過保護といえば、ライアーゲームの進行役のあの女性。吉瀬さんが演じてるあの女性も過保護だよね。ライアーゲームを終わらせたいっていう気持ちから二人に拘るんだろうけど。
ヨコヤはゲームに参加しないくせに、なんだかおいしいところを持っていってる気がする。
渡辺いっけいさんはあの役どころが非常に似合うとずっと思ってます。 一歩引いた傍観者っていう立ち位置がいいんだろうけど。それで、何だかんだ言いつつナオに何かを期待してる。
鈴木さんは今回はドラマほど出番がなかった。 前半戦はいい感じだったんだけどねー。進むにつれて出番が減って、最後の方はモブと一緒なんだもの。折角濃ゆいキャラで濃ゆい衣装なのに。勿体ない。 ドラマで活躍してたからいいのか?
問題は、初めの方からずっとXが誰なのかっていうところにあるんだけど。 あれ、見てるこっちとしては誰だかすぐわかるんだけど(笑)最後の方まで、ずっと地味だからさ。 気付かれないようにしたいなら、もうちょっと違う役者さんを選んだ方がよかったんじゃないかと思うけどね。地味な部分に違和感を感じるから。 あと、周りにいるファイナルステージまで勝ち上がって来た方々も、どう考えても残れないだろ?って思ってしまうようなキャラなんだけどなあ。もう少し、知性を感じさせるような人柄にできなかったものか。ヨコヤがいた方がよかったんじゃないの?
話自体は面白かったですよ。 頭がいいなあとは思うので。
ただ、最後の最後で赤りんごが揃うのはわかってたし、そういうオチなんだろうなとも思ってたけど。
終わり方に関しては、原作に期待したいかな。
全然関係ない話ですけど、アダムとイブが食べたのは別にりんごじゃないですよ。聖書にははっきりとりんごとは書かれてない筈。 ゲームの進行的にりんごなんだろうけど。
あと、シーズン1も2も、どこかで秋山がキレたふりをする場面ってあるよね。 今回もあったので、ああまた何か企んでるなって思った。でも、秋山が膝をつくのは好きじゃないなあ個人的に。
エンドロールのあとのオマケシーン、黒い封筒の中身は、すっかり忘れていました。そんな伏線を拾わなくていいから、荷物抱えて戻って来たナオを、秋山が迎えるとか、そういう二人の仲が進んでるシーンを見てみたかった…!(笑)
多分、あのお金を貸したおじいさんが大塚なんだと思うんだけど。さっぱり気付きませんでしたね。エンドロールで名前を見てびっくりした。どこにいたのって。
もう少し、秋山の上から目線の台詞を聞いてみたかったなあと思う。 ドラマより少なかったですよ。
結論。 配役に問題があるんじゃない?
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