No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2012年04月24日(火) |
もらうもの - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 小さいころの私は、母の鏡台の引き出しを開けるとき、とてもわくわくした。 ピンクで、きらきらして、魅力的なものが詰まった引き出しだった。 化粧なんてしなかった年の自分でも、なぜかその魅力を感じていた。 持ち主がいなくなった今も、引出しをあけるとわくわくする。 自分の知らない何か素敵なものが詰まっている、という感覚。 リップ2本(ピンクでラメラメ、今ですら使うのに勇気がいりそう)と フェースカラー、 チーク2個、 パウダーファンデーション、 アイライナー を今はもらっていく。 使用済みだったからこちらから使っていかないと。 フェースカラーなんて、なんとなくしか使い方が分からない。 ぐぐらないとわからない。 でももらっていく。 まるごと目明しして分類整理して、は、辞めた。 なんだかわくわくを、もう増えることがないわくわくをとっておきたいなと思った。 早く使わないとなものはもらい、残せるわくわくは取っておく。 卑怯な、遺品との付き合い方。 卑怯でも、母が生きていたころに近いわくわくを感じられそうな手段。 とりあえず試供品いろいろで、帰省するときに洗顔〜化粧水系は要らなそう。 日焼け止めもおいていって持ち帰り不要にしよう。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |