| No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2007年08月28日(火) |
| どうしようもないまとまりの無さ・・・感想 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - やっとレディ・ジョーカー読み終わった!! その勢いで映画版も見ました 映画は巷の評判どおり 吉川晃司ひどくいい! そうか!半田はこれだったのか!これが半田か!つーぐらいツボに入った。 変態刑事っぷりが板についている。 今オフィシャルサイトなんかも見てみたけど もう半田にしか見えない かっこつけたロッカー(てかロッカーて!プ!)…などと思っていた自分を叱り飛ばしたい。お前は何もわかっちゃいないのだと。吉川さんの演技すばらしいよ いやキャストがドツボだったのか?他の出演作も見るしかないな…もう歌も聴いてみるしかないな…すてきだよ半田 吹越満もやっぱすてきだ! キャストのことばっかだな… 「誰がレディと生きるのか」っていうコピーはいいと思った。 扇風機が送ってくる風と、窓から吹き込む風で窓からの風の方が冷たい。 扇風機が気持ち悪い。ごめんね、いつもは頼ってるのに。 『レディ・ジョーカー』やっと読めた。うれしい。 注文したの半年前じゃんね…どんだけもったいぶったのか。 半年前の日記で読みたい読みたい言ってるよ!よかったねえ…(自分に対し)。 その甲斐あって、楽しく読めた。 城山と倉田の関係に萌えそうになったのを抑えた。 城山さんは相当倉田を大事に思っているよ…すっごいほめまくってるし。 企業という組織の中で成り立つ感情、というか信頼がよかった。 軍隊とかに通じるのかな?それよりは世間に近いけれど、裏社会との取引などは 測り知れない部分だ。それを一身に背負い、企業人として裏表を持つ男。あまつさえ最後にその立場の人間にしか出来ない方法で会社を救うなんて…。 倉田さん… 城山さんはなあ 死んじゃうというのは悲しかった。 レディ・ジョーカー 高村薫の小説に出てくるメインの犯罪者集団は私にとってすごく切ない もちろんそれに当てはまるのはあくまで集団の一部だし、切ないという言い方は陳腐すぎていいとこだし、 犯罪者側のキャラクターについて掘り下げた描写があるなら 「切なっ!」と感じる過去や性格や人間性のいっこくらい出て当然っていうのはわかるんだけど 一部を全体に当てはめるのもその逆も頭の悪いことだとは思うけど あえて切ないと言いたい…! ex)黄金を抱いて飛べ 神の火 レディ・ジョーカー 反社会的な行為に臨むということ事態がそう感じさせるわけではないんだろう 集団のを構成している人が、社会からなんらかに阻害された過去を持っていて、 置いていかれ、振り向かれず、忘れ去られてしまうような人たちが 圧倒的な規模、強さの力から自分の持てる能力を駆使して「何か」を奪いに行く そういう構図が切ないのかなあ。 絶望的に無理な取り組みじゃなくて、まあ無理なんだけど それぞれの役割をきちんと果たすことで成し遂げようとするところがいいんだな。 なんかまとまりがつかなくなってきたよ。 小説の場面場面を脳内で映像に置き換えながら読む(要は妄想) のが通用した場面では、 撃たれた合田が手術後目覚めたときに、最初に目が会った泣き腫らした顔(でも怒りの目)でこちらを見つめる加納 とか ←萌えですね 兜町の、ビル裏手のドブ川の手すりにもたれる根来 とか ←涙 あともちろん 合田を思い浮かべる偏執的な表情の半田 ←キタキタキタ〜!!あーいうねちっこくてぐるぐるするような描写が読みたかった。 階段で合田に掴みかかる半田、電話ボックスにひしめく男二人 ←最高 などがあった。自己満。 一番好きな場面はレディ・ジョーカーの面々が競馬場に揃っている場面か。 レースを思案しているようで、競馬を見ているようで、何をも見ていない5人の男たち。レディは馬を見てるかな。 映画版では、そこの描写はすごく好きだ。 物井さんが後々に思い出した、「もう帰れない日」としての競馬場の5人とレディのその場面は本当に切ない。そこが好きだ、妄想場面の中で。 なんかあれだな切なく感じたら何でもいいのかって感じだな 長い割にしょーも無い日記だ まともに感想くらい書けないんだろうか。 これは読後の興奮そのままを記した交通事故みたいなものだと思ってください。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |