| No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2007年02月20日(火) |
| 突然読書感想 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - レディ・ジョーカーをとうとう注文した。 もうすっごい楽しみだ 話を聞くに本を投げるくらいびっくりするエピソードがあるらしい。友人談 李歐を最初に借りて読み、拳銃の描写にぐらぐらしながら想像力の限界を思い知った。それでも力の限りの想像力を使って読む、という行為がすごく面白かった。だから高村薫の小説が好きになったんだろう。ついでに当然のようにある男と男の絡みにもはまった。もうしょうがない。やおいが嫌いな女子なんていない(開き直り)。 合田シリーズはマークスの山(文庫)を読み、なんて面白いんだろうと衝撃を受けた。 マークスの山で好きなところは水沢が一途に感じるところだろうか 一般的に分かりやすい恋情や愛情ではないが、真知子をなにか思っていたところは確かではないか、というところ。確実に利用していたという面もあるが、それはそれ。 久しぶりに読み返して、真知子が撃たれるところでやはり衝撃を受けた その前に、水沢が自分に対して周囲がしてきた阻害を憎むシーンがあるんだが、その阻害の一連の流れ、最大の阻害として真知子を失うというシーンに繋がる気がして、その瞬間の水沢の気持ちを思い浮かべるとすごく悲痛な気持ちになる。水沢と一緒にいたから真知子が撃たれたとはいえ、真知子のもとへ行ったことが、その後の場面を余計につらいものにしている。阻害、阻害への怒り、憎しみ、それからそれらと一切縁がない存在による水沢が感じる安らぎ、という一連の流れは、読んだ私にとってすごく切ない下降と上昇だった。そして上昇が突然途切れる。描写一個一個が、振り返った水沢の視線が捉えたものが、全て悲痛だ。 李歐、マークスの山と読んでいたので高村薫は登場人物にとって大事な女をいとも簡単に、あっさり、突然殺すなと思ったりした。真知子は生きてるけど。 合田さんは魅力的過ぎですね。 あついよ。 電話を切った後ようやく、ガラスが曇るほどの激しい息を吐いていたことに気付くんです あついっす! 読み返して変わった自分 最近たくさん電車に乗るようになって、特に北千住なんてめっちゃ利用するようになった。tx就活民として、北千住は外せない。 そしたらその北千住って、真知子が住んでるとこなんだって!! もうそれを自覚してからは北千住がときめきプレイスになりました。しょうがない。あれです、巡礼と称して好きな作品の舞台モデルに行くおたくみたいなものです 通過するだけでときめき。むしろじぶんが足立区にいると知っただけでときめく。 あと、町屋とか。これも普通に地下鉄で通過していたが、町屋は山商があるところだ。泣けるよ。山商の夫婦の殺され方はほんとひどいよ。自分で想像して、自分で怖くなった。 ファンサイトみたいなので読んだんだが、加納さんは用賀に住んでるらしい 用賀……用賀!って言ったら!馬事公じゃん、すげーちょくちょく行ってるじゃん なにげなく行っていた馬事公が、単に疲労する場所だった馬事公がときめきプレイスに追加です。官舎っぽいとこガン見です 最終的に読書感想ではなくなった。あれだ、レディージョーカーが読みたいってことだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |