加藤のメモ的日記
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| 2023年03月07日(火) |
がん 血管 認知症 腰痛そして薬に頼らない生活習慣 �� |
脳卒中、心筋梗塞を予防する血管力�┐弔離船Д奪�ポイント
突然目が見えなくなる
血管の衰えは体に様々な不調をもたらし、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる病を招く。東京都在住の50代Aさんは、今年6月に突然右目が見えなくなり病院に駆け込んだ。「朝起きた時、突然右目に幕が下りたように視界が真っ暗になりました。数分で止まったのですが、念のために病院で調べたところ、頸動脈にプラーク(コレステロールなどのゴミ)が溜まっており、医者に動脈硬化が進んでいると告げられました」
Aさんの症状は「一過性黒内障」といい、血栓が目の血管に詰まることで視野が一時的に欠ける疾患だ。頸動脈の動脈硬化が原因となり、蓄積されたプラークや血栓などが目の動脈に飛んで引き起こされるのだが、もっと重大な病に繋がりかねない。「目の血管が詰まっているということは、いつ脳の血管が詰まって脳梗塞を起こしてもおかしくないと言われ、大きな不安を覚えました」(Aさん)
健康寿命を延ばすには、動脈硬化を予防して「血管寿命」を延ばすことが重要だ。内科専門医の安芸医師が指摘する。「だれでも50歳を過ぎたころから血管が弱まるリスクが高まります。加齢による衰えで血管の弾力化が失われて硬くなる動脈硬化を招き、進行すると血管のつまりや破裂が起こりやすくなります」
動脈硬化が悪化すると、血管の内の壁にコレステロール脂肪やが蓄積し血管が狭くなって血流を阻害したり、蓄積したゴミが剝がれて流れた先の血管を詰まらせる。それにより心臓の血管が詰まると「心筋梗塞」血管が狭くなると「狭心症」、脳の血管が破れると「脳出血」、足の血流が悪くなると「閉環性動脈硬化症」といった様々な症状となって現れる。
前述のAさんのケースでは大事に至らなかったものの、命を落としかねない問題だ。早期に動脈硬化を発見することは可能なのだろうか。「動脈硬化は初期症状が出にくい『サイレントディジーズ』(静かなる病気)といわれ、不調が現れたときには手遅れということもあります。早期発見するには、基本的には人間ドッグや検診で血管の硬さや血管年齢を調べるしかありません。ただし、血管の変化のセルフチェックは可能です。動脈硬化のリスクの要因は『喫煙・アルコール・肥満・糖尿・コレステロール・運動不足・睡眠不足・ストレス・家系(遺伝)の9つ。これらに関連した生活習慣から血管の衰えを把握できます」(秋津医師)
つまり大病の予防において生活習慣の改善が重要だといことだ。「これらのリストのうち、半分以上のが該当すると動脈硬化予備軍の可能性がある」と、秋津医師が続ける。「生活習慣病と遺伝が動脈硬化と密接な関わりを持ちます。毎日、大瓶のビール1本以上か1合以上の飲酒や喫煙、塩分や脂っこい食事を好む、、慢性的な運動不足といった生活を送り、身内に疾患の親族などがいる人は要注意です。生活習慣を見直し、リスクを一つずつ減らしていくことが望ましい。そうすることで血管寿命を延ばすことも可能です」
野菜の「色」に着目
動脈硬化になりにくい生活習慣とは、食事では、肉は脂身を避けて赤身肉や鶏のささ身を摂る。サンマやイワシなどの青魚を積極的にたべると、血液をサラサラにするEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を摂れます。また、エビやイカ、タコはこれまではコレステロール値が高く、血管のためになるべく控えるようにと言われてきましたが、最近ではコレステロールの低下作用がある『タウリン』を多く含むことがわかったので、むしろ摂りたい食品です。
脂質の吸収を抑える腸内環境にしていくうえで食物繊維は欠かせないので、なるべく野菜の多い食事を心がけましょう。その際、彩を意識するのがポイントです。紫キャベツや紫玉ねぎ、ほうれん草の根っこの赤い部分など、野菜の紫や赤色の部分には動脈硬化を予防する成分であるポリフェノールがたくさん含まれています。ポリフェノールには。血管の壁を傷つけて動脈硬化を招く活性炭素を除去する抗酸化作用があります。ワインやブドウ、ブルーベリー,アサイーなどにも多く含まれます」(秋津医師)
適度な運動なども欠かせない。コロナ禍が長引き、運動や外出を控えることが多くなったが、ほとんど動かないので血管寿命を縮めてしまう。「よく”一日一万歩が目安”と言われますが、それにこだわる必要はありません。通勤や自宅での移動を含めて、合計1日30分歩くことを心がけましょう。歩数の目安は5000から6000歩です。適度な有酸素運動が血管をしなやかにします。
明確なエビデンスがあるわけではないのですが、最近はストレッチや体操が血管にいい効果を、もたらすと考えられるようになってきました。体が柔らかい人は血管も柔らかいと言われ始めています。反対に、ハードな運動や加圧トレーニングは血管にダメージを与えるリスクがあります。無理のない体操を続けることが血管力の回復に繋がります」(秋津医師)
これらは、動脈硬化のリスクを下げる可能性があると考えられる取り組みだ。もちろん、少しでも不調を感じるなら。検査と医師による治療が第一となる。
『週刊ポスト』9.2
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