加藤のメモ的日記
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| 2014年09月25日(木) |
国税もビビるドラマ「半沢直樹」 �� |
出世は妻のおかげです
夫の窮地を救うだけでなく、出世の後押しもしてくれる。国税もビビる存在感に「あんな嫁が欲しい」と話す若手若手銀行員も多いとか。ちなみに花はフラワーアレンジメントの才能があり、以前はプロとして働いていた。だが、今は夫のために夢を諦めた設定だ。大手都銀の課長は銀行マンの妻の実情をこう話す。
「多くの行員は数年ごとに支店を移動するので、妻が働くとしてもパートやアルバイトが多くなる。それで自然と働かない人が多くなったんですね。ただ、最近は給料もかってほど良くない。見えもあって子供の教育費などにはお金をかけるので、生活が苦しい例も少なくないんです。それでも妻があまりに仕事熱心だと、『あそこはカネに困っている』と噂が立ち、夫の出世にも影響する。花もそう考えたのでは」ただこうしたリアリティから『半沢直樹』ファンになる金融関係者は多い。
あるメガバンクの元取締役は『半沢直樹』を見ると思わず「こういうこと、あるある」とうなずくと話す。
「私の一年先輩に、経理部長として出向した中小企業が裏帳簿をつけて粉飾決算をしていると見抜いた人がいた。半沢の親友、近藤がタミヤ電機で遭遇したのと同じ状況です。彼はそれを銀行に報告して5000万円の融資をストップさせたのですが、元上司の課長が本店の役員に『子の粉飾を見抜いたのは自分だ』と言って手柄を横取りした。課長はその後、支店長、本店部長、取締役にまでなりました。一方の先輩は、嫌気がさして出向先を退職してしまったんです」
産業再生機構で破綻企業の再生を手がけてきた経営コンサルタントの中沢光明氏は、不正を見つけたときの半沢の行動に注目する。「計画破綻や不正経理の内部告発など、ドラマに登場するような事件をいろいろ見てきましたが、『半沢』で面白いと思ったのは不正の証拠固めのやり方です。
敵役の支店長の携帯に、計画倒産した会社の社長と並んで写った画像を半沢が送りつける場面がありましたが、実際ああいうことまでやるんです。不正の証拠が十分に揃わない時に、最終手段として相手を精神的に揺さぶるんですよ」放送もあと2回を残すのみとなった『半沢直樹』、気になるのは宿敵・大和田常務と半沢の対決の行方だ。ドラマでは街工場を経営していた半沢の父への融資を断り、自殺に追い込んだ大和田。実は原作では半沢の父は自殺しておらず、ドラマのオリジナル設定だ。
大和田はこれまでの放送では半沢が何者か思い出す様子を見せていないが、銀行関係者たちは「融資を断られ自殺した中小企業の社長や、一家離散した家族など、破綻した昔の融資先を忘れるはずがない。大和田は半沢家のことを覚えているのでは?」と口を揃える。原作とは違うかもしれない最終回では、アッと驚く大和田への「倍返し」はあるのだろうか。
『週刊現代』9.21
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