加藤のメモ的日記
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| 2014年07月03日(木) |
自衛隊は北朝鮮・中国と戦う �� |
殺し殺される日本に
世界では今、「力によるルールの変更」がまかり通っている。ロシアのウクライナへの介入とクリミア半島併合。前述した中国によるベトナム、フィリピンの領海侵犯。さらにイラクでは先月。突如イスラム教スンニ派の過激派組織が首都バグダッド近郊を攻撃し、世界中に衝撃を与えた。集団的自衛権の行使を認めるということは、そうした「腕っぷしがものを言う」世界に、初心者マークの日本が突っ込んでいくことを意味しているのだ。
アメリカの傀儡としていびつな平和を享受してきた日本が、ようやく独り立ちする。「自国を守れない国」「カネを出すだけで国際社会に貢献しない国」そう言われ、舐められずに済む。それが安倍総理とその支持者たちの考えだ。しかし、これから支払うことになる代償は決して少なくない。「イラクなどの中途地域に、再び米軍が向かうとなれば、やはり後方支援を要求され、自衛隊も派遣される。
向こうからすればアメリカの味方はすべて敵ですから、自衛隊が米軍と一緒に行動すれば、激しい攻撃にさらされます。イラク戦争時にイギリスがテロの標的になったように、東京や大阪、あるには日本の原発周辺でテロが起きる危険性も高まるでしょう。安倍総理の一人が決めた政策が、抑止力を強めるどころか、無関係な国民まで巻き込むような悲惨な結果をもたらすかもしれないのです」(前出・半田氏)
ある自民党中堅議員はこう漏らした。「安倍さんは自分の任期中に国民投票、自衛隊の『国防軍』化までやるつもりでいる。だから先手を打って国民投票法改正案を国家にに通し、右傾化している若い世代を取り込もうとしている」最高指揮官を自認する安倍総理のもと、海外で命を落とすかもしれないのは、他ならぬその若者たちだ。外国と戦い、その国の人々を殺し、自分たちも殺される。威勢がいいだけの安倍総理の言葉を無邪気に礼賛する若者たちは、本当にその覚悟があるのだろうか。
同胞を守る力もない国など、二流国でしかない。だが、力ずくで相手を屈服させる国になることは、相手から憎まれ、殺し、殺されるようになるということだ。アメリカを真似るならば、日本人もまたアメリカ人のように、世界中でテロと憎しみの標的になることを覚悟せねばならない。おそらく、安倍総理には、自分がそんな「暴力の連鎖」に足を踏み入れているという自覚はない。
『週刊現代』7.5
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