2003年10月25日(土) 【Jrユース】 高円宮杯関東予選 Jrユースvs横浜FマリノスJrユース新子安 |
選手権関東県予選リーグ1stラウンド 鹿島Jrユースvs横浜FマリノスJrユース新子安 2003年10月25日(土) 11:00〜 神奈川県立体育センター球技場 35分ハーフ
鹿島
13石津 9諸岡
10小谷野 8向後
19木之内拓 7山本
17米川 4畑中 16松崎 2田崎
1木之内義
マリノス新子安
11高橋 12松山
8森谷 10幸田
19佐伯 7大久保
6武田英 5丸山 3波握 13小見山
1守屋
<交代> 鹿 36分 13石津→11武藤 マ 52分 12松山→18高久(高久がボランチに入り大久保が2列目、幸田がトップに上がる) 鹿 67分 8向後→20田宮(3トップへ) マ 70分 11高橋→17櫻井
<警告・退場> 無し
<得点> 鹿 17分 9諸岡 マ 24分 7大久保 マ 64分 7大久保 鹿 70分 4畑中
小田急線善行の駅から歩いて5分もかからないちょっとした高台の上にある藤沢スポーツセンター。トレセンやユースの試合で来たことがあるので「確か1時間くらいだな。小田急線もたくさん出てるし」とろくに調べもせずに朝準備していたところ、はたと気づけば「うわ!間に合わない!!」となる始末……。慌てて小田急線沿線住民であるところの某さんにメールをして小田急線の特急の停車駅を聞いて特急料金を支払って飛び乗ってみるとどうにか15分遅刻くらいで済みそう。とは言えJrユースは35分ハーフなので前半半分近くを見逃してしまうというわけで。 大和の駅で降りて普通列車に乗り換えてようやく善行。案外遠いです、藤沢…。駅でウィダーインゼリーを買って走ってスタンドに行くと机がある記者席の辺りに知り合いの方がいらっしゃったのでそこの前へ座ってスコアを見るとまだスコアレス。ほっと一息。そんなわけで前半に関してはメモがほとんどありません。新子安視点のレポですがDASHのこちらのレポートをどうぞ。(ありがとう、辻さん(笑))
<試合経過>
[前半]
17分 小谷野のスルーパスから相手DFラインの乱れをついて諸岡が抜け出してゴールに流し込んで先制。1−0。
24分 森谷のパスを左の高橋が受け、鹿島DFが左に意識が行ってしまいその隙に右に走りこんでフリーになっていた大久保が右足でゴール。1−1。
そんなわけで人伝えに聞いた展開としては、前半の鹿島はシュートがFWの2人が各々1本ずつの2本。枠に行ったのは諸岡のゴールに繋がった1本のみ。しかしマリノスが押していたのかと言えばそういうわけでもなく、マリノスも枠に行ったシュートはゴールになった大久保の1本のみ。お互いピリッとしない展開だったとのこと。自分が見始めてからも確かにどちらのチームもディフェンスもオフェンスもぐだぐだだなと。マリノスは普段レギュラーではない選手を使っているとのことで連携がいまいちだし、鹿島も要であるキャプテンの畑中がちょっと空回り気味で、普段のプレーが見られません。そんな中諸岡が先制し大喜びしたものの、大久保に返されてしまい同点に。
[後半]
00分 石津→武藤。そのままのポジションへ。
00分 畑中のヘディングクリアが大きく前線まで飛び、諸岡がCBをしょいながらポスト。落としたボールを右の小谷野が受け、左で走りこんでいた武藤へスルーパスを出すも武藤がオフサイド。
03分 右からの強烈な幸田の至近距離からのシュートを木之内がナイスパンチング。
09分 左の武藤から中の向後がPA内へ送り込む。相手マークが外れ完全にドフリーになったボールを諸岡がシュートもGKに弾かれる。
12分 中盤の木之内から武藤へスルーパス。武藤シュートもGKはじく。
13分 高橋が最終ラインを突破しドリブル。GK木之内がPAから飛び出してくるもかわされて抜け出し、ピンチかと思うもぬっけ打した後のトラップが大きくゴールラインを割る。
18分 右の田崎から中の木之内。木之内が長めの距離をドリブルしてミドルシュート。GKが弾いたところに向後が詰めており、GKと1対1のチャンスも打ったシュートはGKの正面へ。
22分 森谷が左サイドを上がり、ボールを持ち直して右足でゴール前に低くて早目のクロス。高橋が飛び込んできて足であわせようとするも間一髪合わず。
25分 木之内ドリブルから前の諸岡へ。諸岡がボールを受けてうまく相手DFと入れ替わって中の小谷野へエンジェルパス。小谷野右足シュートをGKが弾き、マリノスDF陣が右に意識が行ってよっている中左で完全にフリーになっていた武藤の前はボールが。武藤がフリーで打ったシュートはゴールバーの上へ。
29分 大久保が中盤でボールを受けてチェックにいった畑中をぶち抜いてワンフェイント入れて右足を振りぬいて豪快なゴール。1−2。
31分 山本の左CKをマークを外した諸岡がいい形でヘッドもGKがキャッチ。
32分 向後を田宮に変えて3トップで小谷野のトップ下の4-3-3へ。
35分 山本の左CKから畑中のヘッドが決まりロスタイムに同点。2−2。
ハーフタイムで前半少し動きが空回り気味だった石津を武藤に代えます。その武藤は運動量とスピードを武器にチャンスに多く絡むのですが、肝心なシュートが決まりません。後半になって畑中を始めとするDF陣は徐々に安定を取り戻し、いつもの姿を見せつつあったのですがいかんせん今度は攻撃陣が空回り出します。ボランチの山本・木之内あたりは視野も広くいいタイミングで攻撃参加していて、チャンスは本当に数多く作っているのです。しかし最後が……。覚えている限りでもチャンスというよりも超ウルトラミラクルチャンス(…)と呼んでもよいようなチャンスが何本もあるのですが決めることができません。そんな風にチャンスをつぶしていると決められてしまうのもサッカーの道理で、残り5分を目の前にしたところでこの日2点目を大久保に決められてしまいイヤなムードになります。しかしここで田宮を入れて3トップとしてとにかくゴールを狙った采配が功を奏したのか、ロスタイムにキャプテン畑中のヘディングが決まり劇的に同点へ。勝ったように喜ぶ鹿島側と負けたかのように落ち込むマリノス側との対比が印象的でした。
第2試合:ジェフ舞浜 2-0 ヴェルディ
前評判の高いヴェルディと夏に結果を出してジェフとの対戦ということで非常に注目されたのですが、決定機を何度も作りながら決めることができなかったヴェルディに対して、CBの2人を中心にねばり強い最終ラインの守備でそれをしのぎきったジェフがいい時間帯に2点決めて結果的に完勝。この結果で混戦になるだろうと思われたAグループがますます先が読めない展開になることが決定しました。
勝 分 負 勝点 得失差 1 ジェフ 1 0 0 3 +2 2 アントラーズ 0 1 0 1 0 2 マリノス 0 1 0 1 0 4 ヴェルディ 0 0 1 0 −2
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