つめあわせ
ぷらす

月のお値段


あなたは、子供の頃「月にはうさぎが住んでいる」と信じていましたか?
そういえば、子供の頃見上げた空には、確かにもちつきをするうさぎが住んでいたような・・・。(笑)

オトナになって、年齢を重ねてしまって、アポロ11号の月面写真を何だかの形で見てしまった今となっては、残念ながら「月にウサギが住んでいる」なんてことは言えなくなってしまった自分ですが・・。
今日のオハナシは、また違う意味での夢のようなオハナシ。

・・・なんと、今や、月の土地を買うことができる世の中になったのだそうです。
なんでも、売り出しているのはアメリカの起業家だそうで。
マンハッタンに等しいくらいの広さの土地が、日本円にして3000円程度なのだとか。
購入代金を払うと、きちんと権利書なるものも送られてくるのだそうです。

《 詳しく知りたい方はこちらへどうぞ 》

ワタシ個人の感想から言うと・・・。
んーーー・・・。
まだ限られた、ほんの一握りの人しか実際に行ったことのない「月」という星の所有権を云々なんて、かなりのマユツバもの。
だって月は、ましてや月の土地は誰のものでもないはず(笑)

でも、所有権が認められることがどうこうっていうよりも、地球以外の惑星に自分の土地があるなんて、なんだか「うさぎ」とは違う種類の、ロマンのようなものがあるとは思いませんか?

いつか、もっともっと科学技術が発達して、本当に誰でもが月に遊びに行ったり、住んだりできるようになる時代が来るかもしれない。
そして、それは、ずーっと先のことかもしれないし、案外近い未来のことかもしれない。

でも、私達が本当に欲しいと思っているのは、月の土地や所有権などではなく、そういう見えないもの、近いようでいて遠いものに対する夢、希望、あこがれ、そして将来の自分達の姿を想像する、生きていくための力なのでしょう。きっと。

自分の子供や、孫や、そういう人たちが、そこで生活する姿を想像するだけで、今払う「月の値段3000円」っていうのは、十分価値があるような気がします。

そういう実態のないものにお金を出すことを、「素敵」と感じるか「とんでもない」と感じるかは、個々の価値観の違いだと思うので、詳しい言及は避けますが(笑)
ワタシ的には、そういうのも、結構いいんじゃないかな・・って思ったりします。

因みに、ワタシにこの情報を教えてくれた星好きの友達は、もちろん月の土地を購入したようです。

いつの日か
「月にある俺んちの別荘でパーティーするから、友達誘っておいで」という招待状が舞い込む日が・・・来るといいなぁ(笑)








2002年01月30日(水)
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