cosmoclock
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 時計



大勢の人でにぎわった公園。

海沿いの道路。

横断歩道。

高いビル。

上から見下ろしたレストラン。

小さなテーブル。

動く道。

そして、駅の改札口。


たしかに、たしかに、
そこに、あったはずなのに…。



事実の欠片を乗せた時計の針は、
あれから何度も何度もまわり続け、
ただひたすらに時を刻む。



絶対に止まることはない。



時をすすめる、ただそれだけ。



ひたすらに。


ひたすらに。




2002年04月30日(火)
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