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 忘却



あなたを思わない日など

一日だってないけれど

私の中の あなたの記憶は

時間の流れとともに

少しずつ薄らいでいく。


自分一人

全然 前に進めなくて

時間が止まったように思っていたけど

それは たしかに錯覚だと気付いた。


なのに

ひとつ 確実なこと。


あなたへの思いが

全然 冷めていってくれない。


それも一緒に薄れてくれたら

もっとラクなのかもしれないのに。




2001年10月19日(金)
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