++るうの独り言++
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2003年08月14日(木) 後悔

「やって後悔するくらいならやらないで後悔したほうがいい」
「だから後悔しそうなことは手をださない」
「やってしまってからやらなきゃよかったという後悔はしたくない」

これ、30男の台詞。
悪友1は猛然と反論し、わたしはあきれて黙った。
(私は『こいつとは話せないな』と判断するとその場で沈黙するタイプ。反論する時間も労力も思考も惜しくなるから)

情けないなあ。
失敗がいやなのである。(そりゃ誰だっていやだが)
失敗が世の中最大の恐怖なのである。
失敗によって周囲に非難されたりばかにされたりするのにたえられないのである。
だから「最初から手をださない」

なさけな〜い。
ひよわな人間が増えてるのかね。

いいかね?
人生を歩んでいくにつれて必ず
その人の好き嫌い、能力の高い低い、そういったもんに全く関係なく『どーーーーしてもやらねばならないこと』ってのがでてくるんだ。
「できませーん」って泣けもしないし断わりもできない状況がくるんだ。
そのときにね、1番役に立つのは
『やって後悔した』という経験がどれ程あるかってこと。

やって失敗して、そして
「どーしよう。どーしたらいい」ってただおろおろしてるのはそりゃがきんちょのするこった。

やったことに対する後悔が、ある意味宝物のようにすばらしいのは
『全力で失敗をつぐなおうとする努力と誠意』
『どうしてそんな失敗をしたのかという原因をとことん追求する冷静さ』
『二度と(なるべく)失敗しないぞという反省と緊張感と慎重さと気配り』
それがあるからだ。
これをして人間的向上も進歩もあるというのに。

これは「やらないで後悔」してるやつには習得できない。
「やって後悔したくない」とかいうやつは、一見やさしそうなか弱そうなふうをしてて、
結局「わたしゃ今のままの自分が1番すばらしいと思うんです〜。だれからも文句いわれたくありません〜」というごーまんなナルシストだ(と、私は思う)

「あんなひよわな考えや精神力の男がさ、ケアマネージャーだとさ。私絶対やつには頼まない。知り合いにもすすめない」
悪友1いわく、
「私に言わないで本人にいってよー。あんた急に黙っちゃうんだもん(-_-)」

あー、すまんすまん。(笑)




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