++るうの独り言++
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2003年07月07日(月) 今年は

8月4日が七夕。
・・・ので3日の日曜日にプラネタリウムに行く予約をいれる。

こんな新暦の梅雨時に設定を変更されて、お空の恋人たちも迷惑しごくだろうな。
日本の伝統的行事は旧暦でやるのがふさわしい。

だれかいってたっけ。
『江戸の情緒を、薩長を始め地方の田舎者がみーんなこわしてしまった』

この埼玉の奥地で
「東京なんてとても住めないわよねえ」
なんて言葉を聞く度に
この言葉を思い出す。

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本屋で小冊子の『新潮の100冊』を見かける。
懐かしくて手に取る。
紹介されている本が以前と少し変わった。宮部みゆきや江國香織がいる。
しかし、永遠の名作は変わらない。
『異邦人』が目にとまる。
そうだ。
旦那ちゃんに言う。
「ねえ、“太陽がいっぱい”が見たい」

レンタルして来て朝から鑑賞会。何度も見た旦那ちゃんもつきあわせる。

・・・今の日本の姿が、この映画のなかに、『異邦人』の中にある、と思った。特異な状態ではないのだ。
例えるなら、成長し、実が熟し大いに収穫されたという過程を通り越して、木に取り残された実が熟し過ぎて腐敗している状態。

ヨーロッパでもあった。
アメリカにそれがうつった。
そして今日本。

順番に必ず経験する、成長過程の一つなのかもしれない。




◆昔の今日の記事


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