++るうの独り言++
目次へ|前へ|次へ
8月4日が七夕。 ・・・ので3日の日曜日にプラネタリウムに行く予約をいれる。
こんな新暦の梅雨時に設定を変更されて、お空の恋人たちも迷惑しごくだろうな。 日本の伝統的行事は旧暦でやるのがふさわしい。
だれかいってたっけ。 『江戸の情緒を、薩長を始め地方の田舎者がみーんなこわしてしまった』
この埼玉の奥地で 「東京なんてとても住めないわよねえ」 なんて言葉を聞く度に この言葉を思い出す。
-------------------------------
本屋で小冊子の『新潮の100冊』を見かける。 懐かしくて手に取る。 紹介されている本が以前と少し変わった。宮部みゆきや江國香織がいる。 しかし、永遠の名作は変わらない。 『異邦人』が目にとまる。 そうだ。 旦那ちゃんに言う。 「ねえ、“太陽がいっぱい”が見たい」
レンタルして来て朝から鑑賞会。何度も見た旦那ちゃんもつきあわせる。
・・・今の日本の姿が、この映画のなかに、『異邦人』の中にある、と思った。特異な状態ではないのだ。 例えるなら、成長し、実が熟し大いに収穫されたという過程を通り越して、木に取り残された実が熟し過ぎて腐敗している状態。
ヨーロッパでもあった。 アメリカにそれがうつった。 そして今日本。
順番に必ず経験する、成長過程の一つなのかもしれない。
◆昔の今日の記事
|