++るうの独り言++
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午前の仕事と午後の仕事との間に時間がとれず、だもんで家に帰らず、某ファストフード屋(笑)でかっ込むことにする。
コーヒーでハンバーガーを胃に流し込んでいると、子連れのおかあさんがやってきた。注文している間、おちびちゃんは待ちきれず、店内をうろうろ。 注文の品ができたときには店の1番端にいた。 「○○ちゃん、行くわよ」 そのおちびちゃん、お母さんにおいてかれてはいかんと、小走り。 と、テーブルの角に引っかかって、こける。 と、そのテーブル上の紙コップが倒れ掛かる。 あわや、というところで、テーブルにいたおねーちゃんがキャッチ。 多少液体がこぼれたぐらいですむ。 おちびちゃん、そのまま起き上がってお母さんのところへ。
その親子が店を出て行ったあと、 そのテーブルのおねーちゃんがいわく(要約) 「このごろの親ってさー、子供のしつけがなってないよねー、今のガキ、あやまりもしないじゃない。親だって見てたはずなのに、なんにも言わないんだよね。」
わたしゃ、その言葉を聴いて、大笑い。(心の中でね。といっても思わず口を手でおおったが) 『しつけって言葉をよりによってあんたが使うかー。ひゃっはっはっはっは!! 』
一見正当な言葉であるように聞こえるが このおねーちゃんにあるは、「自分が不当に扱われたことに対する個人的怒り」なだけだ。 それを「しつけ」なんという言葉で一般的な問題にすり替えるのは、自分を正当化し世間の同情をあつめようと(笑)してるに過ぎない。 こういえば自分が悪者にならず、味方になってもらえる確率が高くなるからだ。<暴言m(_"_)m
たった一件の事例を見て総論するあたり、いい証拠。 おそらく、おんなじことが別のテーブルで起こったら、何にも思わないしなにも言わないだろう。
その場で子供の腕をとって、「ごめんなさいっていえ!」と怒鳴ってやるほうがずっとその子のためになるし、それこそしつけだし、 あるいは、諸々の状況を判断して、飲み物がこぼれてしまうという大惨事を食い止めた自分をほめてやるんでいいじゃないか。
普段から個々の人間性を主張してんのに(私は私、あんたはあんた)、こういうときになると子供と親をくっつけるのかい。 その場ではなーんも言わないで、後からぐちゃぐちゃくだらないことを言う「ご近所のオバサン」化現象かい。 普段は一般常識に縛られるのを嫌うくせに、こういうときはそれに守ってもらおうとするのかい。
だいたい、毎日ろくに自分のためにすら食事を満足につくらず(いわんや人のためにつくったことなんかないだろう)、こんな時間にゆったりハンバーガーを食い、テーブル脇に短い足を投げ出して、携帯メールをしながら、タバコふかしてるあんたの辞書に「しつけ」の文字はないだろうって(^^ゞ
いやー、滑稽滑稽。 いやー、参った参った。はっはっは。
◆昔の今日の記事
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