++るうの独り言++
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2003年04月05日(土) こだわり

「わたし、○○には(○○っていう)こだわりがあるんだ。それは絶対譲れないのー」
と誰かに言われると、胸の前で両手をぐーに握りしめ身構える、、、気になる。『来るかっ!』と戦闘態勢になる。

私の24年の人生経験では *なんですと?*
「こだわりがある」と公言する人はたいてい(・・・口に出さず心の中で思ってる人はまた別なのだ)
自分のこだわりには『絶対』とかいう言葉をつけるくせに、人のこだわりには無頓着だからである。
中には
「あんたのこだわりなんかたいしたことないわよ。私のこそが天下一品のこだわりよ」と人を見下してみたりもする。
さらに、自分のこだわりを人に押し付けるのもいて、うんざりなのだ。

だから私は即身構える。

「私はこーでないといやなのに、あの人は何回言ってもあーしちゃってさー、すっごくいやなのよね!」

自分のそんなにも大事な『こだわり』なのに、他人に納得してもらえるように説明もできず(せず)、
他人に「こーする」という自分のこだわりを押し付け、
そして自分のこだわりのために周囲の人をイヤーな気分にさせ傷つけるのなら、
『こだわり』なんて言葉を使ってかっこつけるんじゃない。
それは『わがまま』だ。

「あたしぃ〜、おさかなは〜、沼津のアジしか食べないの〜。だからこの料理たべないー」

考えてごらんな。
自分があることにこだわりをもつなら、ほかの人だって同様に強いこだわりをもつのは当然だろう、と。
自分のこだわりを大事にしたいなら人のこだわりだって大事にすべきだろう、と。

相手のこだわりを大事にして相手に合わせることと
自分のこだわりをなくすこととはまったく違うはず、と私は思っている。




◆昔の今日の記事
2002年04月05日(金) 同情するなら金をくれ!


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