++るうの独り言++
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2003年01月07日(火) 本年の抱負

仕事も趣味も母になったのも妻であることも
だれに強制されたわけでなく
自分の意思で、自分主体で、
自分がしたいからやってるんであって、、、。

と、そう考えて、
人は、「強制」「〜ねばならない」「重圧」という檻から自分を自由にしようとする。

やらされてるんじゃない、私がやりたいからやってるんだ。
自分の意志でしているのだから、自分が好きでしてるんだから、人の意志や評価、報酬はどうでもいい。

そしてそう自分に言い聞かせることで、本心から自分はそうであると勘違いする。


が、、、。

「正月にわざわざ遠くから来てやってるんだから、お礼は言わないまでももちっとうれしそうな顔をすればいいのよ」

こんな言葉、“自分のために自分の意志ですべて行動している”と本心思っている人間には絶対に吐けない。

思いやりとか相手のことを考えるとか、そんな人為的小細工的な(笑)問題ではない。
(相手によってはこのみえみえの小細工にやりきれない思いを持つこともあるだろうし)

普段から口の端に上せている自分の主義主張が、本当にしっかりと身についたものなのかどうかの問題だ。

この言葉には
「あんたのために私はいろんな犠牲をはらっていろいろやってやってるのよ」だから「それなりのその報酬をください」という本心が丸見えではないか。

多分“自分のために自分の意志ですべて行動している”人ならこんな言葉をなげかけるだろう。
「どうしても顔が見たくなってきちゃった。正月静かにしているときにうるさくってごめんねー」


人はたいてい
「こうあるべき、こうしたい」といいはするが
ほとんど身についてないことが多い。
見栄とか自尊心とかそういうくだらないものにつつまれた「おエライ言葉」に過ぎないことの方が多い。
そして自分でも気づかぬうちに偽善者に成り果てる。

身についてないから無理がでる。
無理は矛盾になる。
矛盾は特に体調の悪い時に出る(笑)。
そして体調はそういいばかりではない。
矛盾は嘘につながる。
そして子供は王様の裸を指摘した強さで親を指差す。
「大人ってうそつきじゃん!」


・・・大人の嘘つきは
無理をした自分から生じる、自分自身への嘘なのかもしれない。
無理をしない、がんばらない、とは
「自分の本心」と眼をそむけず対峙せよ、ということなのかもしれない。
主義主張と本心との隔たりをなくしていくのが日々の精進なのかもしれない。

今年、私もその精進をしていこうと思う。




◆昔の今日の記事


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