++るうの独り言++
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2002年07月11日(木) いかんいかん その2

仕事いった先。
そこの利用者さんは、介護を受け始めた当初に比べてとっても元気になって、だからみんな安心して、ご自分もうれしくて、というお宅。
(とはいえ、健康体、というには程遠い)

ところが
「あのね、わたしがこうして元気になっちゃったもんだから、すっかり安心して、子供たちが様子を全然見にこなくなちゃったわー。まったくもっ!
ヘルパーさんにすっかりまかせときゃいいとおもって、安心しちゃったみたいよ。やんなっちゃうわねー」
と今日の苦情。

わははは。

で、わたしもこれはいかんなーと反省したね。
血のつながってないご老体の面倒ばっかみてないで
血のつなかってるご老体の様子も実際にみにいかねば、と。
・・・はいはい、ここを読んでいるみなさまの中にも反省した人いませんかー?(笑)
人間ってほんとうに一人じゃ生きて行けないものなのだ。

いや、これはなにも高齢者で介護が必要な人に限らないだろう。

むかしは、、、いきがってた昔は
「ふん。わたしは一人でいきていけるわい」と思ったが
そんなことは実際に不可能なのだ。
一度人の温かい情にふれると、また触れたくなる。
それ以外のものは要らないほどになる。
それだけで満ち足りた気分になる。
まるで麻薬中毒のような。
禁断症状がでると・・・悲惨かもな〜。

それで、「こんなことなら人との情に触れなければよかった」、
なんてひねくれたりもするのかな。

でもそれでも、人間はやっぱり心の奥底で
物より情を欲して止まないのだと思うな。




◆昔の今日の記事


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