++るうの独り言++
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2001年09月22日(土) |
腹にとどめきれぬ思いを |
報復に批判的な発言をした日本人記者に 「テロをかばう奴は、テロ集団と同じだ!」 とくってかかったアメリカ人。
「コーランの教えに、人殺しなんか書いてない」 と悲しそうに言った、インドネシアの知人。
あまりにも勉強不足であまりにも即物的・感情的な自分に愕然とする。 なさけない。 テレビや新聞で小ざかしい言葉や行動が目につくと、自分以上に、それも腹立たしい。
-又-
私は 人を暴力で恐怖に陥れ支配しようとすることを決して許さない。 このことについては「だけど」も「しかし」も一切ない。 「許さない」から、「許さない」ことを示す行動をとるだけだ。
-又-
湾岸戦争が起こった時、 イラクだって被害者なんだ、と オスマントルコ時代から大英帝国の支配にいたる歴史をとうとうと説いた人がいる。
それは確かに歴史的事実だろう。 が、その歴史に翻弄されながらも、今あるこの生活を手に入れた人々の努力や現実は顧みられないのか? 自分勝手に歴史を解釈し、捻じ曲げ正当化しようとしたフセインには罪はないというのか?
私は、歴史をないがしろにする者が嫌いだが、歴史を(過去を)いいわけにする奴らも嫌いだ。
-又-
いま、きっと、世界の頭脳と言われる人々が、 「どう動くのがベストなのか」を必死にに模索している最中なのだろうと思う。
自分の感情のままに声をあげることは簡単だ。 だからこそ、今は黙っていようと思う。 黙っていてもしっかりこの動きから目をそらさず、見ているつもりだ。 勉強不足を痛切に感じているので、遅まきながら本や資料も読んでみよう。 (目をそむけること、耳をふさぐことはしてはいけないと思う)
さらに子供にもこの動きを見せようと思う。 世界を動かしている大人たちのすることを見つめさせたいと思う。 「見てご覧。これが、21世紀の初め、大人たちができる最大最良のことなんだ」
-又-
トップの人間は、脳みそを搾り出しても、干からびても、真剣に知力の限りをつくして話し合え。 某党の党首が、首相が主催した会合をボイコットしたらしい。 今は、この態度こそが許せない。なにをやってんだ? 話し、意見を戦わせ、自分の考えを洗いざらい出せ。 今はそういう時ではないのか?
-又-
第二次世界大戦がはじまろうとしているとき、 きっと子育て真っ最中だった、我々の祖母(あるいはひいばあちゃん)の心内は、今の私とおなじような部分があったのではと、気持ちを重ね合わせたりする。
・・・母の(今の私の)最大の使命は、『我が子の命を守る』こと。 その命は、生物的命であり、社会的動物=人間、としての命でもある。 そのために、 浮き足立たずに自分の今の生活をしっかり送ろう。 そして世界の動きに五感(あるときは第六感も)を研ぎ澄まして注目していこうと思っている。
◆昔の今日の記事
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