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■ 創価学会会員の葬式
近所のばあちゃんが老衰でなくなった。 創価学会の人だった。
つい先日、海苔を片手にやって来て、 「いつもお世話になってます、でもこれは選挙のお願いじゃあないのよ、 選挙のお願いだったら米一粒だってあげてはいけないのよ。」 「選挙のお願いにはまた改めて来るわね。」 と、元気だったのに。
お通夜に行ってきた。 近くの葬祭ホールだった。 おじいちゃんの時は、マンションの集会所を借りてやったのに、時代の流れだね。
会員の皆は手を合わせて読経をしている。 会場全体が一種異様な雰囲気でなじめなかった。 自分の数珠を出すのが、なんか場違いなようない気がして、出さなかった。 通夜振舞いもそこそこに、近所の知り合いと引き上げてきた。
「お香典って、みんなそっくり創価学会に持ってかれるみたいよ。」と、知り合いが言う 「だから、お香典は、ちょっぴりにして、後で、ご焼香にいくんだ。」と。 自分が出すお香典は、ご遺族のための物だから、学会に渡るのは許せんと。
本当なんだか、どうだか分からん。 故人と遺族の宗教が違ったら、またややこしいんだろうか。
なんだか疲れた。
2003年11月04日(火)
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