遠い約束
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| 2003年05月15日(木) | 価値観の多様性 |
最近、ホンマに忙しいぃー。
今日も今からレポートやらなきゃです。
１・２限に受けた授業のなんやけどね。
書きたいコトは、大体まとまっとるから
まだラクなのはラクなんやけど…めんどくさい（何
今日は「価値観の多様性」について お勉強しました。
倫理要綱とかにも
「ソーシャルワーカーは、
個人・家族・集団・地域・社会の文化的差異や多様性を尊重するとともに、
これら差異あるクライエントに対しても、
同等の熱意を持ってサービスや援助を提供しなければならない。」
って書かれてるんやけど、
他人の価値を認めるのって、めちゃ難しいって
今回グループでやってみて、ホンマにそう思った。
頭では分っとるんやけど、実際にやるのはかなり難しいね。
今回やったのは…
１．死刑制度
２．離婚
３．配偶者以外の異性との交際
４．売買春
５．妊娠中絶
６．しつけのための体罰
これらについて、まず「容認できる」か「容認できない」か
自分の意見を紙に書き出すのね。
そんで、その後でみんなで自分の書いた意見を言うの。
でも、ただ言うだけなんさ。
発言者が
「以上です」
って言うのを合図に、次の人がどんどん意見を言うてくの。
このグループワークでは、
他の人の意見に、質問したり意見言うたりしたらアカンねんな。
喋ったらアカンねん。
ひたすら、その人の意見を聞くだけなん。
勿論、容認する人と否の人が出てくるわけさ。
そんで、その時にどう思うかって言うんよ。
自分の意見と違ったときに、
「それは違うやろー」
「自分は、そうは思わへんよー」
「そんなん、ありえへんってー」
とか、やっぱり心の中で思うわけさ。
んで、自分の意見と同じ人が居ると
「そうそう！！そうやんなぁー」
って、一緒に頷いてしまうんやって。
これが、価値観の違いやねんな。
おんなじ大学の中の
おんなじ年代の中の
おんなじ学年の中でやった、この作業でさえも
色んな意見が出てくるわけやから
社会を対象にしたら、もっと色んな意見が出てくるわけやよね。
ってコトは、
もっと色んな価値観があるわけやよね。
せやのに、利用者の人に
自分の価値観で「ああしたら良い」「こうしたら良い」
って、自分の意見を押し付ける訳には、いかんよね。
今日やった作業は、
ある意味「自己覚知」でもあるんやってさ。
「自己覚知」ってのは、自分を知るってコトで
自分が何に価値を置いてるかってコトでもあるのよね（多分：汗）
それを知っとくことで、
利用者さんに、自分の価値を押し付ける訳じゃなくて
利用者さん自身の価値を尊重するコトが出来るってわけ。
そりゃ、簡単に出来るわけじゃないかもしれんけど
それなりの対策・努力は出来るよね。
あとね、「常識やろ」って思うことは
大体は、社会の価値観なわけね。
マスコミやらの影響もあるんやろかねぇ。
３番目に挙げた
「配偶者以外の異性との交際」
って、どういうのを想像した？？
普通に配偶者以外の人と会って、食事する〜とか
普通に配偶者以外の人と会って、おしゃべりする〜…
ってトコとかまでを想像した？
それとも、性的関係を持った〜ってトコまでを想像した？
あたしらのクラスでは、
後者の方を想像した人が、ほぼ全員やったんよね。
２人ぐらいは違ったかな。
この文章の中には、
一言も「性的関係を持った」って書いてないのに
ほとんどの人が、そういうトコまでを想像して答えてたわけなのよね。
ってコトは、やっぱり
こういう社会とかの影響も受けてるってコト。
「高校生が、朝 家の前で刺された」ってのと
「ホステスさんが、朝 家の前で刺された」
って言うのとでは、何となく印象が違うことない？？
そういうトコからも、自分たちは色んな影響を受けてること
痛感できるよね。
それぞれの価値観、尊重するのって
なかなか難しいコトなんやなぁ、って思いました。
口で言うのは簡単やし、頭でも理解出来とるんやけどねぇ。
これを、現場では実行できるようにせなアカンねんもんなぁ。
とりあえずまぁ、そんな感じで今日は授業受けてました。
さて、頑張ってレポートにまとめやな（；´Д｀）〜З
てか今日は珍しく、
福祉っぽい日記やん、あたし（ｗ
