2010年12月12日(日) |
歳末たすけあい、とか |
子の年齢:6歳11ヶ月
キリスト教徒はクリスマスになると、チャリティーに熱心になるし、日本人も歳末となると協同募金とかあちこちで聞こえる。 余力のある人が、困った人を助けるのはいいことだと思う。 基本的には。
災害義捐金とかチェルノブイリのお年玉なんかにも寄付している。
ただ、フェアトレードショップのカタログを見てちょっと考えてしまった。
裏表紙に、いわゆるファスト・ファッションの製造工場の悲惨な実態について書かれていたので。 実際これを書いている今も、バングラデシュの縫製工場で暴動が起きたりしている。 低賃金で劣悪な労働環境なのだろう。
気の毒な話だが、他に生きる術がない。 実際に弾圧を受けたメーカーが工場を閉鎖したため、元従業員が売春を始めた事例があるのだ。
そもそも、貧富の差をなるべくなくしましょう、ってのは現実的なのか? だって、人口が増えすぎている。 食糧難になれば、人類だけの問題ではなくなる。
残酷かもしれないが、貧困が人口増加を抑制している側面を忘れるわけにはいかない。
とは言いながら、ユニセフに100円寄付する。
ユニセフの保護対象となるのは児童だけだ。教育を受けても仕事なし。日本もおんなじ。 ヒトにヒトを助けることなんか本当に出来るんだろうか?
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