ちーちゃんままの日記

2010年02月04日(木) 学校参観

子の年齢:6歳

ちーちゃんが立派に小学生になれるかどうか心配なので、小学校を見に行くことにした。
実は学校参観というのは、校区内の保育園や幼稚園の招待行事のようだ。
校区内の保育園に通っていれば、親も知らないうちに連れて行ってくれる。
職場近くの保育園に通っているちーちゃんにはそんな恩恵はなく、ママが小学校と個別に交渉して、個人として参加することになった。

粉雪がしんしん降る中を、傘をさして歩いて行った。
見せてもらうのは1年生4クラスの算数と国語。
もしかして1年生は、算数と国語ばっかりやってんのかな?
プリントに書いてある、その日の内容を見てびっくりだった。
「2桁の数」「時計のよみ」「カタカナの形」
1年生の後半になってもまだ、文字の形をやっているんだ。2桁の数だって、ちーちゃんはもうわかる。
学校の勉強はちょっと頼りないかも・・・。

同い年のお友達のSくんが、「全部わかるわ。オレもう掛算やっとるもん。」なんて言ってる。ああそうですか〜。
ちーちゃんだって掛算やってるけど、こういう「オレはエライ」系の男子とは張り合っても面倒だ。

4組に保育園のお友達がいる。算数の2桁の数の授業を退屈そうに聞いている。5人ぐらいが先生の質問にしきりと手を上げている。
ちーちゃんは、教室の様子より授業そのものに興味があるようで、ぶつぶつ独り言を言ってる。

1組の国語を見に行った。
授業の内容は「カタカナの形」という無味乾燥なものである。
が、実に子供たちがイキイキしている。ひらがなとカタカナの形の違いについて、10人ぐらいが手を上げている。
担任の先生で勉強の楽しさがこうも違うものか、と思った。

そのあと、先生にお願いして、支援級の授業も見せていただいた。
準備室のような小さい教室に、生徒さんは3人。みんな落ち着いて、それぞれの課題をやっている。
20年前の教育実習の時に見たのとは、えらい違いだ。
子供たちはそれぞれ、定規やハサミを使って曲線を切ったり、ノリで貼ったりしている。
ガムのようなものを作ったり、同じ折紙を繰り返し折っている子もいて、職業教育に役立ちそうだと思う。
いい先生だ。

さて、ちーちゃん、小学校見てみてどうだった?
「早く行きたい。」
「何で?折紙楽しそうだったから?」
「なん、違う。授業おもしろいから。」


 < 過去  INDEX  未来 >


ちーちゃんまま