子の年齢:5歳11ヶ月
夏からずーっと水いぼが治らない。
最初は1つ2つだったので、病院でつぶしてもらい、なくなったらプールや銭湯に行った。 ところが、忘れた頃にまた出てくる。
秋には背中がサメ肌状態になっていた。
病院で強く感染防止を言われなかったので、なんとなく水泳教室に行かせていた。 ある日家のお風呂で「ママの背中にもイボできた!」と言われ、マズい、と思った。
それからは、水泳教室も銭湯も行かないことにしたが、水泳教室は月謝を払っているので、早く治らないと勿体ない。 小児科の薬は即効性がないので、皮膚科にかかることにした。
この皮膚科の先生はちょっと日本人離れしている(医者なのに弁護士みたいな接遇なのだ)。 用心しいしい診察室に入ると、ニヤニヤしながらこう言った。 「お母さんが水イボを見つけたの?どうして水イボってわかったの?」 「小児科で水いぼ、って言われてヨクイニンという薬を飲んでいますが、水泳教室に行きたいので、早く治したくて。」 それを聞いて、先生はますますニヤニヤして、紙に箇条書した。
「感染しません。 10〜12歳で治ります 乾燥肌」
アトピーや乾燥肌の人が繰り返し発祥する病気で、感染せず、時期が来たら自然に治るので、治療の必要はない。 というのが結論だった。
キツネにつままれたような話である。 なんだかモヤモヤするけど、医者が感染しないというのなら、困るのはウチじゃないからいいや。
|