ちーちゃんままの日記

2009年10月29日(木) 保育参観

子の年齢:5歳9ヶ月

またも、保育参観の日がやってきた。
もう保育参観なんかどうでもいいのだが、今回は卒園アルバム製作なので、親が居ないとアルバムがボロボロになるという噂。
よりによってピアノ発表会のリハの前日である。
上司にお願いして2日連続で半休をとることにした。トホホ。

アルバム製作は案外あっけなく、親が来ていない家も多かったがなんとかなっていた。
運良くちーちゃんの好きな女の子と同じテーブルで製作することになった。アルバムは大きいので1テーブルに2人で製作するのだ。
終わってもママそっちのけで、二人仲良く本読んでるよ。やったねちーちゃん。

そろそろ帰ろうかと思っていると、思いのほか早く年齢別懇談会の声がかかった。
園長先生の思いを一方的に聞かされてるうちに、お昼休みが終わったりする会なのだ。苦手なんだよな〜。始まる前に逃げるつもりだったのに。

まず担任のコワモテ保育士が長々と理想論をぶつ。まるで卒論の口頭試問のよう。若いねェ。
次が加配の先生。
-私はサポートが必要なお子さんを見ています、年長さんにも何人もおられますが、他のお子さんがさりげなく助けてくれて、お互いに育ちあっています、
それはその通りだと思うが、わざわざそんなこと教えてくれなくてもいいのに。居心地が悪くなるだけである。

一人づつ家での様子を話せというので、最近は先生に褒められてばかりいる、と嬉しそうだ、と話した。
勉強部屋を用意して机も買いに行ったので、もう小学校に行く気マンマンだ。
ってなことを話したら、場の雰囲気がぱっと明るくなった。

他のお母さんは、未だに字が読めなくて困る、とか、最近大食いで心配だ、とか一通り話した。すると、最初のお母さんが話し始めた。

就学前検診に行ったら、小学校の先生に、
「学習発表会でお子さんに役を当てたら台詞を覚えられなかった。こんなときどうすればいいですか?」
っていう話を長々されたが、最近の教育は競争をさせな過ぎて、水泳も泳げないままだというし、なんとかならないのか、などと言い出した。

はぁ?
今ここに居る私たちに何を求めてその発言なの?

小学校の苦情は小学校で言えば?
学校教育一般への苦情なら、教育委員会か文部科学省に向って言ってもらいたい。

上の子が小学校に行ってるパパが一言
「それは親に覚悟を求めてるんですよ。学習発表会の練習につきあう覚悟はあるかと訊いてるんです。」
なるほどそうか。その通りかも。

ところがそのママの話は終わらなかった。
-保育園の中での文通は禁止になったと聞いているが、文字の練習のためにお友達に手紙を書くのはよいことではないか。
-それは手紙にシールをはったり、封筒におもちゃを入れて持ってくるのを禁止しただけです。文通は禁止ではありません。納得できないルールは何でも保育士に聞いてください。
-いつも仕事が遅く、連絡帳を書く時間もないので今の機会に訊いているんです。

むー、これではケンカである。先生も大変だな。

保育園と小学校と文部科学省に不満があるがうまくいえない。
しかし仕事が忙しいので、家で子供に話を聞くこともあまり出来ない。

そーれは、まず保育園の先生に感謝するところから始めた方がいいよ。
そんな忙しい仕事を可能にしてくれてる保育園にさ。

それからママも少し休む。
そしたら、不満に思っていることも、実は時間が解決してくれることだってわかるさ。


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