子の年齢:5歳9ヶ月
とうとうこの日がやってきた、就学前検診だ。 受付開始が13:00だったので、会社を1日休んで出かけることにした。 が、余裕かかましすぎて朝寝坊するわ、手間のかかる料理を始めるわで、ちーちゃんにとってはつまらない休日だったらしい。
結局ギリギリになって慌てて会場についた。 小学校の入り口は、東西の門と児童玄関の3箇所があるが、(おそらくどちらにも)誘導係の5年生がいて「入り口は体育館です」と案内してくれた。 受付を済ませると、手荷物預かり所みたいに、親に引換券を渡された。 検診結果の報告の際に取り違えを防ぐためらしい。
そこで子供は10人1列になって別室へ。 残された親達は、体育館で入学説明会や講演会で話を聞く。 台風が近づいていて、校長先生は開口一番に「明日は学校休業なので、今日説明会を開けてよかったです。」とのこと。 それまで台風は他人事だと思っていたので、大変なことになっていることに気づいた。
校長先生は、聴衆(つまりお父さんお母さん)の様子を見て話す人のようで、わりといい印象を持った。 個別の要望があっても、ちゃんと話を効いてくれるのではないかと思う。
自分が小学生のときは、校長先生なんてテーマパークのキャラクターぐらいに思っていたが、親になった今、校長は学校のムードメーカーだということが解る。最終決定権は校長先生が握っているのだ。 保育園の園長よりマシな人だといいなぁ。
その後1年生の学年主任から、入学式の説明を聞いて、映像を見たらウルウルしてしまった。
思い起こせば5年前、小児科で初めて「お母さん」と言われて、後ろを振り向いていたものだが、もう押しも押されぬお母さんなのだ〜。かんどー。(T T)
と思ってたら、斜め前のお母さんは最初から最後までケータイを操作してる。 うーん、この家の子供も裏表のあるゲーマーなんだろうな、関わりたくねー。
保育園から持ち上がりの友達が誰もいない。 KちゃんもYちゃんも違う小学校に行くんだ。振り返る子供たちの顔を見ても、何も思い浮かぶことがない。 保育園だったら、ほぼ全員のお母さんの顔や、小さい時の様子を思い出すのに。
なんて感慨にふけっていたら、偶然隣に座ったお母さんが、手話サークルの知り合いだった。 手話サークルって、気取った人は来ないから、きっといいママ友になってくれる!熱心に通ってて良かった、って心から思った。 同じクラスになったらいいね!って言いながら別れる。
楽しみなような、不安なような、寂しいような。
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