子の年齢:5歳4ヶ月
パパの姻戚にあたる方が入院されたのでお見舞いに行くことになった。 プール帰りで寝ていたちーちゃんだが、総合病院の見慣れない景色に、すっきり目が覚めたよう。
廊下を歩きながら、「来たことある。太ったおじちゃんと、ドーナツ食べた。」 それは別の病院でしょ?
そうだった、その時はパパがドーナツを買って行って、ちーちゃんもご相伴に預かったのだった。 1年ほど前のことだが、イヤに細かいことまでよく覚えているなぁ。 病室につくと、ちーちゃんはベッドの上についているたくさんのスイッチや、装置が気になって仕方がない。 大人にとっては見慣れたものなのだが、ちーちゃんには珍しいらしい。
そこには読書灯のアームあり、ナースコールあり、酸素が必要な人用の装備などがあり、いちいち思い出すのも面倒だ。
パパがお話している間に「ね、あれ何?あれ何?」としつこい。 「デンキだよ。」 「つけて!」
点くのを見ないと納得できないのだ。 「具合が悪くて入院しておられるんだから。あれこれ頼まないの。」 他のボタンも試したそうだった。 何にでも興味をもつのはいいことだよ、ってよく言われるけど、興味ありすぎでいつも困る。
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