子の年齢:5歳4ヶ月
進級してから時々「お腹が痛い」と言うようになった。
お弁当のごはんを残してきたり、卿はおやつを食べませんでした、といわれることもたびたび。 でも休日は痛くならないのだ。
保育園で何かイヤなことがあるのかなぁ?
「保育園たのしい?」 「たのしい。」 「それはよかった。たのしくなくなったら教えてね。」
ちーちゃんはお友達が大好きだから、毎朝喜び勇んで保育園に行くのだ。 でも夕方に見ると元気がない。 遊び疲れて眠いのかな〜、と思っていた。
保育参観の日も、朝は喜び勇んで教室に入り、途中用事で抜けるときも、元気よく「ばいばい」って言ってた。 でも用事が済んで、保育園に戻り、ひとしきり遊んでから、そろそろお昼ごはんの時間になってくると、くねくねし始めた。 「お腹が痛い。ごはんが食べられない。おやつも要らない。」 ついさっきまで、あんなに元気だったのに・・・? 「ママ帰ったらいやだ。」 だって今朝も風邪で病院に行ったばかりなのだ。 「どの辺りが痛いの?ここ?ここ?」 へその辺り、つまり胃が痛いらしい。
うーん、これはストレス性胃炎と考えるのが相当じゃないだろうか。
仕方がないので、食事が終わるまで付き合うことにした。 最初は食べたくない、と言っていたちーちゃんだったが、食べ始めると、もりもり食べて、おかわりまでしている。
食欲がないのではなくて、食前食後のマナーチェックが不安なだけじゃないかな。
食前食後にマナーを守るのは大切だが、食事がまずくなるようでは本末転倒である。 ちーちゃん自身は、お行儀よくすることの大切さを、頭では理解しているだけに、行動が伴わないことへのはがゆさ、罪悪感は人一倍なんだろう。 おまけに記憶力もいいので、失敗した記憶がなかなか消えない。
大人になったら、そんなに気にならなくなるから。
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