子の年齢:4歳8ヶ月
運動会のプログラムが届いた。 ちーちゃんの保育園は競技が多いらしい。かけっこに障害物競走に玉入れに借り物レース。今年は年中さんなのでリレーもある。 借り物レースは3人一組で、指示書を読んで、書いてある通りのものを一番最初にもって来たチームが勝ちレースである。 つまり、字が読めないとできない。去年は年長さんと3人組みで「メガネのおかあさん」を連れてゴールした。 今年は誰と走るのかな?事前に組が決まっているらしい。
「『はじめてのおつかい』誰とするが?」 「かれんちゃんと。」 「かれんちゃんって、『ぞうグループさん(年長児のこと)』?」 「『いぬグループさん』」 「もう一人は?」 「おらん。二人だけ。」
えっ?年少さんと二人組?大丈夫? 「字読めるが?」 「んー、智ちゃん漢字(カタカナのことらしい)読めんから、ビーチボールのことわからんだ。」 「かれんちゃんは?字読めるが?」 「読めん。」
えっ?じゃあ本番でカタカナの指示が出たらどうするの? 大変だ〜、今からカタカナの特訓しなきゃ、でも時間がない。間に合わな〜い。 「運動会に間に合わんよ。どうする?」 「もうヤダ、運動会に行かない。」 運動会とはいえ、こうなると頭脳勝負である。
「大丈夫、先生に相談してみよう。ぞうグループさんと一緒にしてもらえるかもよ。」
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