子の年齢:4歳5ヶ月
天気が良かったので久しぶりにプールに行った。 ちーちゃんは泳げるのだが、なぜか幼児用の浅いプールが大好き。今日も幼児用の浅いプールで先客の3歳前ぐらいの女の子の水遊びの邪魔をする。 ジョウロでその女の子の使っているバケツに水を注ごうとすると、女の子は嫌がってそのバケツを横にずらした。今度は反対側のバケツに水を注ごうとすると、そのバケツも横にずらした。だいたいが女の子は警戒心が強いので、知らない子とすぐに打ち解けて遊んだりしないものだ。 するとちーちゃんは、一緒に遊んでくれない⇒イジワル⇒懲らしめてやる、と思ったようで、持ったジョウロの水を頭からかけようとした。 すると、横で見ていたその子のお父さんが、すごい剣幕で 「なにをする!嫌がっているじゃないか!」 と怒鳴りつけ、ちーちゃんのジョウロを持ったひじをつまみあげ、そのまま除去した。
や〜確かにちーちゃんが悪いけど、たった4歳の子供だよ。そんな警察官みたいな声で怒鳴らなくてもいいじゃん。 「す、すみません。」 と一応謝っておいたが、路上で水鉄砲の水をかけたならともかく、ここはプールである。
さて、ここでちーちゃんはどうするべきか。いたいけな4歳の幼児を演出するために、大声で泣き叫べばよいのである。件のお父さんもおろおろして謝るにちがいない。 ところがちーちゃんは、泣くどころか憤懣やるかたなかったのだ。
オカシイ。何でオレが怒られるんだ。ここはプールだぞ。
そして、同じジョウロで自分の頭から水をかけて見せたり、ママの頭に水をかけて見せたりした後、再び彼女の頭から水をかけようとした! え〜、何やってんだオマエ!そんな親子にもう構うなよ。ってか、とーちゃんが怖くないのか?!頼むからもうやめてくれ〜。
当然、父親に阻まれて、その女の子の頭には一滴の水もかからなかった。 「もう本当に怒るぞ!」 カンカンに怒った父親はその女の子を連れて出て行った。
なんてしつこいナマイキなんだちーちゃん。 今回はうまく行ったかも知れないが、身長100cmに満たない幼児だってことを忘れんなよ。ナマイキも程々にしておかないと、殴られて怪我するぞ。
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