子の年齢:4歳4ヶ月
平日の朝はとっても忙しい。 もう出かける時間だというのに、ちーちゃんが布団にもぐってふざけている。
「布団にもぐるのはやめなさい。早く靴下をはきなさい。」 「ふとんにもぐるのやめなさい、はやくくつしたはきなさい・・・」
今度はふざけて口真似をする。
「顔洗ったの?スモック着て!」 「かおあらったの?すもっくきて・・・」
真似しないでよ、なんて言っても逆効果なので、絶対に真似できないようなことを言う。
「寿限無寿限無、五劫のすりきれ、海砂利水魚の雲来末、風来末、食う寝る処に棲む処やぶら小路のぶら小路・・・」 「じゅげむ、じゅげむれろれろれろれろれろれろれろれろ。」
ほうらみろ、恐れ入ったか。
折角だから真似して欲しいようなことを言ってみることにした。掛け算九九なんかどうだろう。 「にいちがに、ににんがし、にさんがろく、にしがはち、にごうとう、にろくじゅうに、にしちじゅうし、にはちじゅうろく、にくじゅうはち」 「にいちがに、ににんがし、にさんがろく、もももすももももものうち。」 意味が分からないながらも、これが「賢くなるおまじない」だということは理解したらしい。愉快そうな顔をしている。
そうそう、これは賢くなるおまじない。長くても諦めて覚えるんだよ、何しろおまじないなんだから。
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