子の年齢:9ヶ月
初めて赤ちゃんが生まれたママにとって、「お泊り旅行」は大きな関門だ。「そろそろいいかな?どうかな?」と思っていたところ、出張から戻った夫がしばらく家でゴロゴロしていたので、会社の保養所に行く事にした。 会社の保養所と言っても、ちーちゃん連れドライブ圏内なのは親会社の保養所なので、平日しか利用できないのだ(休前日利用だと一般料金になる)。 ママが育児休業でパパが家でゴロゴロしている今がチャンス!
赤ちゃん連れ旅行で一番気になるのはお食事。ベビーチェアありますか?と聞いたところ、幼児用のハイチェアはありますとのこと。ちーちゃんはひとりすわりはできるので、チェアベルトで幼児用椅子にくくりつけるかベビーカーに座らせておくか、になる。 荷物は、件のチェアベルト、ベビービョルンのプレートとスプーン、お茶用哺乳瓶、ベビービスケット、オムツ2日分、おもちゃ、暑かった時のための半袖の服、薄手の長袖の服2、3枚、厚手の長袖の服2、3枚、パジャマ、お食事エプロン2枚、バスタオル1枚、フェイスタオル2枚、ととにかく大変な量になった。更に、ベビー布団一式
保養所までの約一時間半のドライブ、ちーちゃんに耐えられるんだろうか。パパの運転でママがチャイルドシートの隣に座る。ちーちゃんはゴキゲンで、途中で寝入ってしまい、到着までそのまま。 さて、到着してまず驚いたのは、入り口の自動ドアが手動になっていて、張り紙がしてあったこと。曰く 「今年の熊騒動は当館も例外ではありません。熊の侵入を防ぐため、入り口ドアは手動で開閉してください。また、早朝の散歩はご遠慮下さい。」 のわー、ウカツ。毎晩地元ニュースで熊が出た、と言っていたのはこの辺りのことだった。赤ん坊連れで旅行デビューの行き先が、熊スポットなんて間抜け・・・。 結果的に滞在中は目撃情報もなく、安全に帰って来られました。
交替でちーちゃんのおもりをして、お風呂に入ることにする。まずママから。 部屋から出ようとするとちーちゃんが泣きながらついてくる(ずりばいで)。「何泣いとるがんけ、パパおんねか(何で泣いてるの、パパが居るでしょ)」と言って、振り切ってお風呂に行く。 しばらくして今度はパパがお風呂に行くことになった。部屋を出るパパにちーちゃんは振り向きもしない。これにはパパがヤキモチをやいて、「ほうら、パパお風呂に行くよう」と何度も言って、泣かせようとするのだが、全く意に介さない。
夕食後3人でくつろいでいると、ふすま下の通気窓をさも面白そうにのぞき込んでいたのがかわいくておかしかった。 初めての旅行なのでドキドキしたけど、大過なくてよかった。また行きたいな。
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