ちーちゃんままの日記

2003年12月03日(水) ささやかな贅沢

子の年齢:妊娠35週
読んでいる本:『無痛文明論』(森岡正博著 トランスビュー)

 最近お番茶で贅沢している。
 今まではずっと200g300円のスーパーのお番茶を飲んでいたのだが、最近は職場の近くのお茶屋さんで200g800円の特上品を購入して飲んでいる。
 500円の差だが、味も薫りも全く違う。
 嬉しくなってお番茶ばかり飲んでしまう。失礼ながらお客さまにもお番茶を出す。

 医師の予言どおり、近頃お腹が張ることが多くなってきた。
 この時期のお腹の張りは、もはや「早産」の徴候ではないので、お薬などは出ない。
 以前にも増して、お腹がべこべこ動く。
 お腹でこんなにも暴れている赤ちゃんが、あのぐにゃりとした新生児として産まれてくるなんて信じられない。
 産まれてすぐにでも歩けそうな勢いだ。

 昨日、母の留守にあれやこれやと用事をしていたら、急に腰やら背骨やらが痛くなって、立っていられなくなった。
 これが陣痛の徴候だろうか?
 マズイ、まだ肌着ができていないのに。だいたい一人で留守番しているときに限ってこんな。
 いろいろな思いが頭の中をよぎった。そしてとにかくこう言い聞かせた。
 「ちーちゃん、まだ出てきたらダメ。まだご本あんまり読んでいないからね(読み聞かせ)。あと10回『しろくまちゃんのほっとけーき』読んだら出てきていいよ。」
 納得したのかどうか知らないが、どうにかおさまった。
 夜になって、またお腹がぐねぐね動くので、「じゃあ『しろくまちゃんのほっとけーき』読んであげるね」と読み聞かせを始めたら、不思議なことに静かになった。聞いているんだろうか?
 本当にこの調子で10回読んだ後で陣痛がきたらどうしよう。


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