子の年齢:妊娠35週 読んでいる本:『無痛文明論』(森岡正博著 トランスビュー)
とうとうイラクで日本人が死んだ。 政府の連中は誰かが死ぬまで判らんだろうな、と思っていたが、誰か死んでもまだ判らんらしい。
まるで、誰か死ぬのは先刻承知だったみたいな反応だ。 その上、亡くなった二人が規定の安全対策を講じていなかったために死んだかのような発言をしている。 つまり、派遣した政府には過失がなく、安全対策をとらなかった個人に過失があったかのように言い逃れているのだ。
このままではこの二人は人柱にさえなれん。 遺族には是非に国家賠償を求めて訴訟を起こしてもらいたい(公務員だからムリか)。
せめて父親の顔を見ることのできなかった井ノ上書記官の子供が、長じて戦争に巻き込まれないで済むようにならないもんだろうか。
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