吉之助のへろへろ日記

2005年03月10日(木) 焼肉大会のおもひで

大学生のころ月に1回友人宅に集まって、夕方6時くらいから翌朝6時くらいまで焼肉大会が開かれていた。


まぁ貧乏学生が小金を集めて飯を食うってのはよくやるよね。


しかしそのメインは焼肉ではなく


悪口


そう、約12時間にもわたって悪口をいいまくる大会なのだ。


その会が始まった当初は特に決まっていなかったのだが、いつしか

「悪口以外を話したらだめ。しかもその悪口はひねりが効いてないとだめ」

というルールが出来上がっていた。



だから「岸本がむかつく」とか「山本は馬鹿だ」とかそういう悪口はだめ。

そういうのは場がしらける。




まずは宴の準備をし肉を焼き始める。米は5合を2回炊く。

みんな馬鹿みたいに飯を食った。


うまいうまいとオージービーフを貪り食ってると


誰かが口火を切る。


「小川くんってハトに似てない?」くらいのジャブから入る


もぐもぐ。じゅーじゅー。


「てか限りなく人間に近いハトなんじゃない?」とさらに乗っかる


もぐもぐ。じゅーじゅー。



「小島って誰かに似てるよな?有名人」


もぐもぐ。じゅーじゅー。


「あぁ似てる似てる。あれだよバッタだよ。バッタに似てるよ」


もぐもぐ。じゅーじゅー。



そんな感じで悪口を続ける


もぐもぐ。じゅーじゅー。


「田中さんの鼻の穴でかすぎね?」くらいのジャブがまたはいる


もぐもぐ。じゅーじゅー。



「でかいっていうか部屋だよあれは。いわゆるひとつの部屋」


もぐもぐ。じゅーじゅー。


「おまえんちよりでかいよ。4LDKくらいあるらしいよ」


まぁこんな感じであいつの口はくさいから今度ロッカーにモンダミンを置いておこうとか、あの教授は筑紫哲也のにせものだとかそんな話を延々と続ける。


この時の心境は「悪に徹する」ことがポイントだ。



少しでも良心を残しておくと
「そこまではいいすぎだよ」となって盛り上がらない
悪に徹して徹してなおかつみんなを笑わせようと考えると
ふとしたときに「神」が降りてくる時がある
もうみんな凄いナイスな表現がばんばん飛び交うときがある
たぶん参加者のケツには尻尾が生えていたと思う、先っちょがスペードマークになった尻尾が。




そういうのを朝方までやる



で会が終わるとまた普通の生活に戻る。
普段は結構みんな気のいい連中なのだ。
てか無茶苦茶やさしいヤツ(吉之助じゃないです)とかもいた。




こういうのってすごくストレス解消になるので
是非みなさんお試しください


やらねぇかw


おれまたやりたひwww


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