吉之助のへろへろ日記

2004年06月18日(金) 長文です。そして長文のわりに内容はしょぼい。

今日は先日行った辰巳国際水泳場までチャリで行ってきた。

先日、車で行ったときはナビが
「およそ17キロメートルです。20分くらいかかります」と言っていたので、それくらいなら行けるだろうと。
ということで気分良く走り出すがいきなり強烈な逆風が吉之助に襲い掛かった。

「うわーまじかよー。マーフィーの法則的には行きが逆風だと帰りも逆風なんだよなぁ。方向変えていつものスポーツクラブに行こうかなぁ。そしたら追い風だしなぁ。でもなぁ、それじゃへたれすぎだよなぁ」なんてことを考えながらもなんとか目的地へ向って走る。

逆風ではあるがなかなか気持ちが良い。

20分くらいするとディズニーランドが見えてきた。

そのあたりで1回道を間違えて300mくらい戻る。
またそのあたりで高速ロードバイクを乗りこなすオヤジにあっさりと抜かれる。

さらに10分くらいで葛西臨海公園に着く。

「よし、ここまできたらあと少しだったと思う」そう思いながら、ペダルを漕ぐ。そこから1キロほど行ったところで吉之助の目の前に巨大な川が立ちはだかる。

実は葛西臨海公園の駅前あたりの歩道橋で反対側に渡っていないと、川を越えられる道路には行けなかったのだ。
2回目の道間違え。しかも歩道橋のらせん状の階段をチャリを担いで上らなきゃ行けない。

「おいおいそりゃねーぜセニョリータ」とマジで呟いてみる。
たぶん人生で745回目ぐらいの「そりゃないぜセニョリータ」だろう。
前回はたぶんこの間同期で飲んだときに行った某ちょいとエロい店で呟いたような気がする。

まぁとにかく気を取り直して川を越える。

川を越えたらもうあとは10分くらいでつくはず。そして、もうすぐ第2の目的である「吉野家」ももうすぐだ。

そう今まで内緒にしていたが今回のツアーは「チャリで辰巳国際水泳場に行く手前にある吉野家で豚丼くってから辰巳国際水泳場に行こう!」ツアーだったのだ。

ということで計算どおり12時過ぎに吉野家に到着。

ココ壱ではオーダーに戸惑う吉之助も吉野家ではでかい顔が出来る。
「なみつゆだくみそしる(豚丼の並に汁を多めに入れてくれ、それと味噌汁もね)」吉之助

「はい、なみつゆだく一丁味噌汁一杯」店員

2分後

「ご注文の方はお決まりですか?」店員

「は?もうたのんだよ」吉

「すいません、もう一度いいですか?」あほ店員

「なみつゆだくみそしる」吉

3分後

「おまたせしましたぁ並一丁」あほ店員

待ったよ、スゲー待ったよ、ここは世界一遅い吉野家だったのかよ。
しかもつゆだくじゃねぇし、味噌汁もねぇ。

「味噌汁がない」吉

「すいません」あほ店員

1分後

「おネェさん。味噌汁!!」吉

「はいっ!・・おまたせしました」あほ店員

待ったよ、スゲー待ったよ(以下略)

このねえちゃん返事は素晴らしく良いがいかんせん脳みそがホットケーキミックスで出来てやがる。
しょうがないよな、ホットケーキミックスみたいにとろとろにとろけてんだから。
と思いながら、なんだかいまいちな味の豚丼に一応舌鼓をうってみたりする。

今回のツアーの一大イベントがなんだかさみしく幕を閉じた。
強烈な向かい風、道間違えその1、道間違えその2、吉野家のアホ。

不吉な事が続く。

吉之助が好きな某小説にあった
「悪いことは続くかもしれないけど必ず終わりがあるのよ」という台詞を思い出された。

そうだ、これでたぶん終わりだ。悪いことは続くけど終わりがあるんだ。

気を取り直し、そこから5分ほどで無事に到着。

2キロくらい泳いで。帰ることにする。
「うーきもちよかったー」などと先日の某ちょいとエロい店のあとの感想みたいなことを呟いてみたりする。

「さて着替えて帰るかぁ」

と思い着替えを取り出すと、アディダスの黒のタンクトップを持ってきたはずがいつの間にか嫁さんの黒のカーディガンにすり替わっていた。

ワルイコトハツヅクカモシレナイケドカナラズオワリガアルノヨ。。。。

もちろん帰りも向かい風




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