シネマ日記
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| 2002年08月10日(土) |
トータル・フィアーズ |
トム・クランシー原作で、ジャック・ライアンシリーズと言ったら、 そりゃもう、「レッド・オクトーバーを」のアレック・ボールドウィンか その後を2作「パトリオット・ゲーム」や「今そこにある危機」でのハリソンさんをどうしてもイメージしてしまうので、 え〜〜っ、今度はあのベン・アフレック?なんかイメージ違わないかぁ?っと かなり不安ではあったが・・・。 (でも原作者トム・クランシーとしては、かなり気に入ったらしい〜んでしょ?)
かつて砂漠に墜落したまま埋もれていた一発の核弾頭が 地元の者によって掘り出され、武器商人の手によって アメリカ・ロシア間に大きな争いを巻き起こそうとたくらむグループに渡ったことから 人類破滅に繋がる大きな局面に向かって加速することになる・・・。 そこで情報を正確に分析し正しい判断を下すために活躍するのが、 ジャック・ライアンってわけだ〜。 強硬派のイメージを持たれる替わったばかりのロシア新大統領のことを 事件前から誰よりもじゅうぶん正確に分析してたのもライアンで、 新大統領自身にも一目置かれていたと言うのも伏線になっている。 終盤の両国がまさに大衝突しようとする瞬間にブレーキをかけられたのがライアンなのだから。 (それも自国の大統領より先方の大統領にまず信頼されたから〜ってことでしょ・・(^^;)
緊迫の2時間デシタ、なかなか面白かった、迫力アリでした。 去年の9・11のテロ事件なども現実にあるわけだし、 今回の仕掛けられた核爆弾によるテロも、凍りつくものがあった。 ただ、たしかに都市部での核爆発、広島や長崎の悲劇を考えると メインの登場人物たちが、あれだけ近くにいたにも関わらず (ある人物を除いて)軽傷(?)程度で済んでるのは、チョット・・だったけどね。
ハリソンさんのシリーズでは、夫人キャシーは、アン・アーチャーだったわけだけど、 それが今回はベン・アフレックに相応してブリジット・モイナハンと言う女優さん。 あくまで脇役で、見終わってもたいした印象も残らないタイプの女優さんだなぁ・・・ まぁこうゆう作品だからこそ、かえってそうゆう”邪魔にならない”女優さんの必要があるんだろうな〜っと思いながら観てたけれど、 あとでパンフを観てチョットびっくり。 「コヨーテ・アグリー」で、かなりワイルドな姉御〜って感じの派手で強いタイプのメンバーを演じてた人だった! ウワァ、やっぱ女優さんて、役柄でこうも印象が違うのね〜(@_@)
前作と言えば、ハリソンさんに大いに協力する工作員クラーク役でウィレム・デフォーが印象的だったのだけど まさにその同じ役を、今回はリーヴ・シュライバー。 ベン・アフレックとともに、どっかなんかトボけた感じのするコンビっぷりでした。 (^^;でもけっこう美味しいとこ持っていってたような(爆)
あ、あとあのロシアの重鎮って感じの政治顧問役のオジイチャンもね〜♪
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