シネマ日記
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2001年09月29日(土) |
マイハート、マイラブ |
けっこうずっと前から観ようと思ってたわりに、 旧作になるのを待ち、さらに借りるのを忘れて(^_^;)たために、 今ごろの鑑賞になった作品。
多くの登場人物がいて、それぞれのストーリーがあって、 それが微妙に絡みあって・・っと言うパターンの群像劇って言うのかな? けっこう映画でも日本のドラマでも流行り? そう、たとえば「マグノリア」にしても。
この作品も、11人(たしか(^_^;))の男女が、 それぞれ過去にとらわれたり、現在に悩んだり、未来に不安を抱いたり みんな悩みながら生きている。
出演者もショーン・コネリーから、アンジェリーナ・ジョリー、 ジリアン・アンダーソン、ライアン・フィリップ、マデリーン・ストウ 他、 それやもう豪華〜。
夫の重病をまわりには隠しながらも結婚40周年と言うベテラン夫婦もいれば、 エイズ感染によりまさに死の淵にいる青年もいたり、 過去の離婚に傷つき人一倍恋愛に臆病になってる女性がいたり 既に倦怠期をむかえてる夫婦がいたり、 それぞれの個性が役柄に妙に活かされてるような気がして 静かに堪能できた。 さらに、このひとたち、途中で微妙に絡んでいることの察しはつくんだけど、 直接的な絡みのシーンは、電話(しかも相手は明らかにならない)シーンくらいで 最後の最後に一同に会する。 どっかの日本のドラマみたいに、おいおいってくらいに、 偶然にソコココでバッタリ出会ったりはしない(^^;;;のが特徴。
内容的にはもちろん違うけれども、同系統としては、「マグノリア」より コッチの方が、なんだか救われる気がして好き。
ひとこと難を言わせてもらえれば、そりゃ長女の不倫相手にすぎないんだけど、 最後にも牧師で登場のグリーン先生、あ、イヤ、アンソニー・エドワーズ氏。 なんか彼だけすご〜く気の毒じゃない?(T.T)
字幕版のビデオで観たんだけど、日本語吹き替え版のほうは、 ジリアンさんを戸田恵子、アンソニーさんを井上倫弘、だったらしく、 なかなか海外ドラマに即した吹き替え陣だったらしい。
アンジェリーナ嬢の例の腕のタトゥーが、可愛いハートマークの飾り(?)で 隠されていたのに、チョット笑っちゃった(^^;;;
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