僕には、見知らぬ人を悼んで泣くような趣味はない。でも、毎年この日にはこの写真集を見返している。そして、生きている人の強さと美しさを噛み締めて、少しだけ泣く。僕も、こういう人たちみたいになりたいと思うし、ハービーさんのように傷ついた人たちに寄り添えるようになりたいと思う。