日々あんだら
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今日は朝から、原宿のスーパーよさこいを見て(撮って)来た。夜まで1日中。 焼けたーーー!!^^;
よさこいはもちろん高知発祥のお祭りなんだけど、(「北海道発祥」とか言うたら暗殺されるので注意!笑) こういう風に全国に広まって浸透して行っているのってすごいな、と思う。 同じ四国やけど、香川にはそういうお祭りが無くて悔しい!! …ま、その分うどんで頑張ってますけど。そこしか頑張れるポイントないですけど。。。
関東近郊や本場高知から集まって来たたくさんのチームが、チームごとに趣向を凝らした曲と振り付けで演舞してて、 なによりどの踊り子さんたちもすごく楽しそうで、1日見てても飽きなかった。
ただ、高知のよさこいと比べるとなんか違うなーと思った。 高知のよさこいは「祭り」だけど、こっちのよさこいは「イベント」みたいな。 この差はなんだろう?と思いながら見てたんだけど、終わりごろにふと気が付いた。 高知は踊り子が、観客が、街全体が、その数日間にギュっと集中している感じがする。 東京のは、1年中そこかしこで開催されてるイベントの内の一つ、という感じ。 原宿の駅を降りてもよさこいには見向きもせずに別の方向に歩いて行く人たちも、もちろんたくさんいるし、 一つ隣の駅に行ったらもうよさこいの「よ」の字もない。 観客からも、この日を1年間楽しみに待ってました、という雰囲気は感じられない。(そんな人がいても極少数のはず)
そしてすごいなと思ったのが、いろんなチームが次々に出て来る中で、いきなりドン!と雰囲気が変わるチームがある。 後からパンフを見てみたら、そういうチームはたいてい高知から参加しているチーム。 よさこいなんて参加したこともない、見たのも数回しかない僕みたいな素人が見てもわかるくらい違う。 もちろん、わざわざ高知から来てるんだから、高知の中でも上手いチームなんだろうけど、 上手い下手だけじゃなくて、もっと何かが違ってた。 言葉では表せないんだけど。 肉眼で見てもわかったけど、ファインダー越しだともっとはっきりと違いがわかった。 でも、撮った写真にはその違いが写ってなくて、すごい悔しかった。。。
ある関東のチームの空き時間に、踊り子さんたちと一緒にご飯食べながら話を聞いたんだけど、 皆さんすごく楽しそうでキラッキラしていた。 全然違う経歴や職業の人たちが、それぞれの理由で「よさこいをやろう!」って決めてチームに入って、 みんなで同じものを作り上げるために頑張って、それを今日たくさんの人に見てもらっている。 言葉にしたら、きっとそんな感じ。 僕には久しくそんな感覚はなくて、ちょっと、いや、かなり羨ましかった。 上に書いたようにゴチャゴチャ思ってたんだけど、踊り子さんたちは純粋に頑張って楽しんでるのが伝わってきた。 だからあんなにたくさんの観客が集まって来るんやろうね。
と、言いつつ、実は僕、阿波踊りの方が好きなんです。(笑) 阿波踊りって、よさこいみたいに自由度がなくて、曲も型も単純だし決まり切ってるから面白くない、 って言う人もいて、確かにそういう面もあるんだろうけど、シンプルな分、深い気がする。 上手く言えないし、勝手な推測なんだけど、毎年阿波踊りに参加している人がいるとして、 その人の踊りは去年より今年、今年より来年と、年々深くなって行くんじゃないかと思う。 阿波踊りも本場は1〜2回しか見に行ったことはないんだけど、若者の踊りよりもおじさん・おばさんの踊り、 それよりもさらにおじいちゃん・おばあちゃんの踊りの方がかっこええねん。 若い人の踊りはだんだん腰が高く、腕が低くなってくけど、お年寄りの腰は落ちたままで腕は落ちない。 あれは衝撃的やったなー。 (蛇足だけど、ウチの地元の太鼓祭りも、若い連中だけで担いてる棒は落ちる。そこにじいさんが一人入ったら持ち直したりする) (そういう、じいさんたちが活躍する祭りって好きだ。笑)
で、何が言いたいかと言うと、なんで原宿のよさこいと高円寺の阿波踊りが同じ日やねん! ついでに言うと、浅草のサンバカーニバルも今日やったぞ!! 主催者たち、日にちずらせ!!それぐらいの配慮はしたってええと思うんやけど、どうなん!?
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